「退職代行を利用するのはありえないことなの?」
「退職代行を利用するべき時ってどんな場面?」
退職代行の利用を検討するにあたって、このような疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか?
今働いている職場の環境が悪く、退職代行業者を利用して会社をやめたいと思う方は多いです。
しかし、ネットや掲示板などをみると、「退職代行を利用するのはありえない」といったネガティブな噂が飛び交っているのを見かけます。
そのような声を見ると、退職代行を利用してやめることに「罪悪感」や「嫌悪感」を抱いてしまいますよね。なぜ「ありえない」と言われるのか理由を把握しておきたいはず。
そこでこの記事では、退職代行がありえないと言われる理由についてご紹介し、実際に評判や利用する場面についても解説します。
目次
退職代行の利用はありえない?反対する人の意見
退職代行の利用は「ありえないと」いう噂を目にすると、これから退職代行を利用して会社をやめようとしている方は、不安になりますよね。
なぜ退職代行がありえないと言われているのか理由が知りたいですし、理解できれば退職代行を利用するかしないかの判断もしやすいでしょう。
ここでは、退職代行はありえないと感じている反対する人の意見を4つご紹介します。
- 話し合って解決するべき
- お世話になった会社への礼儀がなっていない
- 直接言えないのは甘え
- 言いづらくて利用するのは反対
次から順番に解説します。
話し合って解決するべき
退職代行の利用に反対している人の中には、話し合って解決するべきだと考えている人が挙げられます。
そのような人は、「退職する意志を伝えるだけならわざわざ退職代行利用するのではなく、上司に相談してやめればいい」と思っている人が多いです。
一般的に、退職する場合は、業務の引き継ぎのことや退職日などを決めることがあるため、退職する本人が直接上司と話し合って解決に至ることが理想とされています。
しかし、退職代行を利用すること自体、特に悪いことではありません。むしろ、話し合いができない環境だからこそ利用する人が多いのです。
もし、上司と話し合って解決できなさそうな環境だと判断したのであれば、余計なストレスを抱える前に退職代行業者を利用して会社を辞めることを決断しましょう。
退職代行については基本的に反対。人と人やから話し合いで解決するのが一番。 でもね、会社側が人じゃない事がある。己の欲だけで人情のかけらもない。だから誤った選択肢を選んでしまう人がいる。 助かる心や命があるならば退職代行も必要だと思う。心や命を犠牲にしてまで尽くす意味なんてない。(引用:Twitter) |
お世話になった会社への礼儀がなっていない
お世話になった会社への礼儀がなっていないと考える人も、退職代行に反対する人たちの意見です。
会社からすれば、あなたを採用するのに多くのコストをかけた上、人件費と労力をかけてでも教育をしてきたという自負があります。そのため、退職代行を利用して辞めるのはおかしいと思う人も一定数存在します。
特に退職代行の仕組み上、依頼した翌日から会社に出社する必要がありませんから、顔も出さずに挨拶もなく辞めるのは礼儀がなっていないと思うのです。
しかし、いくら会社が採用コストや人件費をかけて教育したとしても、退職するのは本人の自由ですし、労働者の権利となります。
退職代行を利用して辞めること自体、法律で罰されることもないため、利用しても問題はありません。ブラックな労働環境から抜け出す手段として、退職代行を利用するのはありと言えるでしょう。
知人の会社に退職代行が来たらしい。こんなサービスを使うなんて大人としてどうなんだ、と腹を立てていた。直接言うのが礼儀だろ、との知人の言い分も分かる。多少なりともお世話になった人もいるだろう。けどこんなサービスを使わないと辞めれない職場環境もどうなんだと思う。原因分析って大事。(引用:Twitter) |
直接言えないのは甘え
退職代行に反対する人たちの意見として、直接言えないのは甘えだと考えていることが挙げられます。
中には、会社に入社した際は自分で会社を選んできたのに、辞める時だけ他人に任せるのは甘えているといった声も多いです。
確かに、勇気を出して退職を申し出たら、退職代行を利用することなく辞められることもあります。
しかし、退職代行業者を利用してまでやめようとする多くの人は、職場の人間関係に問題があり、直接言えるような雰囲気ではないことが考えられます。
直接言えないことは決して甘えているのではなく、言えない環境に身を置いているからこそ起きてしまう行為です。
そのような職場の人は、退職代行を利用して辞める方が効率的ですし、ストレスを大きくすることなく退職できるでしょう。
退職代行を使うのが「甘えである」と感じる人は、きっと酷い労働環境で働いたことが無いのだと思います。 ブラック企業の酷いところは、適度に金を与え、時にやりがいを感じさせ、骨の髄まで地獄の底に沈めようとしてくるところ。自ら抜け出す術がないなら、第3者に頼るのは当然でしょう。(引用:Twitter) |
言いづらくて利用するのは反対
退職代行はありえないと反対する人の中には、言いづらくて利用するのは反対と考える人もいます。
「今の会社を退職したいけど、自分で言い出すのはきつい」という意思の弱さから退職代行を利用することに不満があるようです。
確かに自分で伝えるのが「めんどくさい」といった感情だけで退職代行を利用するのは疑問にも感じますが、中には上司の性格を理解した上で「伝えるとめんどくさい」と感じている人もいます。
そのような人は、過度な引き止めに遭う可能性を加味して退職代行を利用する選択をしたということが考えられます。
退職代行を利用すること自体、ダメではありませんから利用するのは問題ないですが、一度直接伝えて、無理そうであれば利用するといった流れで退職するのも視野に入れておきましょう。
退職代行はありえないは嘘!賛成する人の意見
退職代行を利用するのはありえないと言われがちですが、実際はそんなことはありません。退職代行を利用することで、法律に反していたりペナルティが課されたりすることは一切ないです。
むしろ、今のブラックな環境から抜け出すためには必要な手段となります。実際には、退職代行の利用に賛成する声も多いです。ここでは、退職代行の利用に賛成する人の意見を5つご紹介します。
- そもそも退職代行を利用させる会社が悪い
- 自分の心身状態が1番大切
- バックレるよりかはマシ
- 建設的なやりとりができない状態から抜け出せる
- 自分のお金で利用してるのだから文句言われる筋合いはない
それでは、順番に解説します。
そもそも退職代行を利用させる会社が悪い
退職代行の利用に賛成する人の意見として最も多かった声が、そもそも退職代行を利用させる会社が悪いという声です。
基本的に退職する場合は、直属の上司に相談して退職する流れになります。しかし、退職代行を利用してまで会社を辞める選択をした人の多くは、上司との関係や職場の環境などが悪いことがほとんどです。
そのような状況の中、直接会社と退職のやりとりをするのは正直難しいですし、過度な引き止めやパワハラなどに遭った場合は精神的な負担が大きくなります。
会社の環境の悪さが退職代行を使わせる要因ともなっているため、自分の職場がブラックだと感じている人は、躊躇することなく退職代行業者を利用しましょう。
退職代行が批判される理由がわからない そうさせた会社が悪いんだからさ、みんなばんばん使っていいと思いますよ(引用:Twitter) |
自分の心身状態が1番大切
自分の心身状態が1番大切といった声も、退職代行の利用に賛成する人から挙がっています。
そもそも、退職代行を使わせるくらい職場の環境が悪いということですから、無理して会社に居続けてもストレスを溜め込む一方です。
ストレスを溜め込みすぎると、うつ病や適応障害などの健康問題に発展する可能性もあり、生活に支障を来してしまう恐れがあります。
精神的に追い込まれると、何もかも卑屈に捉えてしまい、生きることに辛さを感じるようになってしまうため、そのような状況に陥らないためにも退職代行は必要なのです。
実際に、退職代行業者を利用して辞めた人の中には、ストレスを抱え込みすぎずに辞めれたという声も多くみられます。
もし、精神的に苦痛な思いをしている人がいれば、遠慮なく退職代行業者に相談して会社をすぐに辞めましょう。
いいですか、うつ病の診断書を持って行っても「人手不足だから休まないでくれ」なんて言う上司がいる職場に対して、義理立てする必要は一切ありません。病気なら即刻休むのは当然だし、もろもろ難しいなら退職代行で一発です。古代の軍隊じゃあるまいし、自分の健康を最優先にしましょう…。お願いです(引用:Twitter) |
バックレるよりかはマシ
退職代行の利用に賛成する人の中には、バックレるよりかはマシといった開き直っている意見も見受けられます。
会社で過度なストレスを溜めていると、「この場から逃げ出したい」「もう会社に行きたくない」などの思いが強まり、つい無断欠勤をしたいと思いがちです。
しかし、退職代行を利用する人の多くは、バックレる行為は会社に怒りを買うことになることを十分理解した上で利用していると考えられます。
正直、バックレて会社に迷惑かけるより退職代行を通して辞める方がマシです。もし、バックレたくなるほどストレスが溜まっているのであれば、一度冷静になって、退職大王業者を利用する選択をしてみましょう。
バックレて会社に迷惑かけないように、勇気を出して退職代行を使って辞めた人、もうそれだけで100点満点なんです。ブラック企業と”さよなら”ができて、心と体の健康を守ることができただけで十分です。そして「よしよし」「辛かったけど本当によく頑張った」と自分を褒めて、心を癒してあげてね。(引用:Twitter) |
建設的なやりとりができない状態から抜け出せる
退職代行を利用すれば、建設的なやりとりができない状態から抜け出せると考える人も賛成意見を持っています。
退職する際は直接言わなければならないというのは、あくまで普通の会社に勤めている場合の時です。退職代行を利用する人の多くは、上司と建設的な話ができないからこそ利用しています。
こちらが退職の意思を伝えても、まともに話を聞いてもらえなかったり拒否されたりなどが続くと、直接退職の意思を伝えるのは無駄です。そのために退職代行業者が存在します。
建設的なやりとりができないのであれば、退職代行業者に任せて楽な精神状態になりましょう。
退職代行サービスいいと思うけどなぁ反対派の人はパワハラとか暴言とか言われた事ないんじゃないかと思う。何度辞めたいって伝えても怒鳴ったりされてどんなに頑張っても円満退社できない時もあるんだよ。(引用:Twitter) |
自分のお金で利用してるのだから文句言われる筋合いはない
自分のお金で利用してるのだから文句言われる筋合いはないと思っている人も、退職代行の利用に賛成している人です。
このような人は、「サービスを提供してくれる業者があれば、自分のお金で使えば何も問題はない」という考えを持っています。
退職代行業者を利用すること自体に反対する人はサービスを使わなければいいですし、ブラック企業から早く抜け出したい方はサービスを利用するべきです。
そもそも、お金を支払って退職代行サービスを利用するのは個人の自由です。精神的にも肉体的にも限界を迎えて健康問題に発展するよりも、お金を支払って健康的な生活が送れる方が圧倒的に良いでしょう。
退職代行が甘えだと思うのは自由だから反対の人は使わなければ良いし、代行頼んじゃいけないのか…辞めたいな…自分じゃ言えなくてもう限界って悩んでる人はどしどし使え~~~~~~~~~~~~!!!!!正規の商売に自分の金使って何も悪いことなんてないぞ!!!!!(引用:Twitter) |
退職代行を利用してよかったと思っている人の体験談
退職代行の利用を検討している方の中には、実際の利用者の声を知りたい方も多いでしょう。あらかじめ利用者のリアルな声を確認することで、自分も安心して退職代行業者に依頼できるようになります。
ここでは、退職代行を利用してよかったと思っている人の体験談を3つご紹介します。
嫌がらせやパワハラなどから身を守ることに成功した
退職代行つかってササッと辞めてしまいたかったけど、突然辞めたら迷惑だろうしと思って1か月前くらいに話をしたらハラスメントされまくって本当に気持ちがしんどい、きつい、出社することを思うと毎日胃が痛いし吐き気がすごい。2万くらいかけてでも退職代行使えばよかった。(引用:Twitter) |
激しく同意します。自分も絶賛退職交渉中ですが、退職を申し出た時も、有給消化の申し入れた時も、信じられないくらいの恐喝&嫌がらせに遭いました。こんな嫌な思いをしないで済むならば、数万〜数十万は安いと思います。初めから退職代行使えばよかったと後悔中です。(引用:Twitter) |
ブラックと言われる企業では、退職することに腹を立てて嫌がらせやパワハラなどを行ってくる可能性があります。
しかし、退職代行を利用したことで、嫌がらせからも解放されてストレスを溜めずに退職することが可能です。
心身の調子が回復した
あ、仕事辞めてからはや2か月笑やばい何もしてない笑絶賛ニートです!みんなもつらければ一旦やめよう!!まじで心が回復するあと、体と心が元気だから性欲もやばい!仕事してる全くなかったのに…まじでそうなったら危ないから一旦逃げよ退職代行使えば1発やから!(引用:Twitter) |
退職代行使うなんて会社に迷惑かかるとか、引き継ぎしてないとか、社会人として最低の辞め方やなとか落ち込むかもしれないけど、そんなもん3日もすれば気にならなくなるよ私は3日目の今朝胃が全然痛くないことに感動して退職代行使ってよかったと本当に思ってる。辞める会社のことなんか気にすんな!(引用:Twitter) |
退職代行を利用するくらい精神的に追い詰められていた人も、退職代行業者を利用して出社しなくなれば、徐々にストレスも回復してくる人が多いです。
充実した生活を送るには、心身の状態が良いことが大切であるため、遠慮なく退職代行業者を利用しましょう。
罪悪感なしですっきりして退職できた
可能ですね!会社と現場の契約と雇用契約は別です。会社から何を言われようと社則に従って退職届を提出すれば問題ありません。何か文句言われれば、退職代行使えば、面倒な退職交渉もする必要なくすっきりやめられます僕も退職代行使ってやめましたが楽でしたー!(引用:Twitter) |
退職代行業者を利用すれば、直接自分で会社とやりとりする必要もなく、嫌な上司の顔も見ることがないため、すっきりして辞められます。
気分を晴らすことができるため、退職代行業者の利用はおすすめできるでしょう。
退職代行を利用するよりありえない!すぐに退職すべき場面
初めて退職代行業者を利用する方の中には、自分が本当に退職代行を利用して辞めるべきか迷っている方もいるでしょう。
ブラックと言われる職場に勤めていて、精神的な負担が重すぎるのであれば、健康状態を害さないためにも利用するべきです。ここでは、退職代行をすぐにでも利用した方がいい場面を3つご紹介します。
- パワハラやセクハラが横行している職場
- 長時間労働や休日出勤が多い
- 人間関係が悪い
次から順番に解説します。
パワハラやセクハラが横行している職場
退職代行を利用するべき場面の1つ目は、パワハラやセクハラが横行している職場です。このような環境で仕事を続けていても、毎日が苦痛に感じ、精神的にも肉体的にも負担が大きくなります。
最悪の場合、健康状態が悪化し、生活に支障をきたすほど精神的に病む恐れがあります。また、パワハラやセクハラが日常茶飯事で行われている職場は、会社に「やめてほしい」と訴えたところでなかなか治りません。
それよりも、一刻も早く環境を変えることが大切であるため、退職代行を利用するべきでしょう。
パワハラひどいので仕事辞めたいな〜 職場内で環境良くしようってやってるけどなかなか改善されないし人はぞくぞくやめてくし💦 わたしは支店で働いてるので直接被害は少ないけれどやっぱり空気が悪いのが居心地悪い😄…と実際に訴えたけど、特に現状変わらない(引用:Twitter) |
長時間労働や休日出勤が多い
退職代行を利用するべき場面の2つ目は、長時間労働や休日出勤が多いことです。残業が極端に多く、業務量が改善されなかったり毎週のようにある休日出勤などは、決していい環境ではありません。
業務量が多く、働く時間も過度に多いと、リフレッシュする時間がありませんから、心身ともに疲労困憊になりやすいです。
そのような状態が続くと、人生も充実することなく、辛い日々の繰り返しとなってしまい、毎日がつまらなくなります。
体にも害を与えてしまうため、長時間労働や休日出勤が当たり前の職場は、退職代行を利用して辞める方がいいでしょう。
人間関係が悪い
退職代行を利用するべき場面の3つ目は、人間関係が悪い職場です。「足の引っ張り合いがある」「悪質ないじめがある」などの職場に身を置いていると、信頼できる人が作れず、仕事にも身に入りません。
仕事をこなしてやる気がでないため、成果が上がらなくなります。自分の成長を感じられないのであれば、その会社にいる意味はないですし、精神的に辛い思いをすることにもなりかねません。
もし、人間関係が極端に悪い会社に身を置いているのであれば、退職代行を利用して環境を変えることをおすすめします。
退職代行はクズではない!利用するメリット
退職代行を利用するのはクズではなく、自分の身を守るためにも必要な手段です。実際に、利用することで得られるメリットは多くあります。ここでは、退職代行を利用する以下3つのメリットをご紹介します。
- 即日退職が可能
- 残業代や退職金などの未払金がもらえる
- 有給休暇を取得できる
それでは、具体的に解説します。
即日退職が可能
退職代行業者を利用することで、即日退職が可能になります。基本的に退職する場合は、退職予定の2週間前までに申し出なければいけないルールがあり、退職代行を利用する場合も一緒です。
しかし、退職代行では、この2週間の期間を待たなくても、出社はしないという流れになります。2週間の期間を残りの有給休暇を当てたり、有給休暇が無い場合は欠勤扱いにしてもらうなどの対応が可能です。
退職代行に依頼した翌日から会社に出社しなくても問題ありません。そのため、上司による過度な引き止めや話を聞いてくれないなどのリスクもなく、退職することができます。
このように、実質即日退職が実現できるため、ストレスなく気軽に会社を辞められるでしょう。
残業代や退職金などの未払金がもらえる
残業代や退職金などの未払金がもらえる点も、退職代行のメリットです。退職代行を利用する大半の人は、かなりブラックな職場に勤めている人が多く、サービス残業や退職金がもらえないなどは当たり前にあります。
そのような職場に勤めていると、もらえるはずのお金がもらえないため、かなり損してしまいますが、退職代行業者を利用すれば、未払い賃金の交渉を行ってくれます。
そもそも、働いた分に対しての賃金を支払わない行為自体、あってはならないことです。実際に労働基準法でも定められており、退職代行業者にてしっかりと交渉すれば未払い賃金はもらえるようになります。
《労働基準法:114条》
裁判所は、第二十条、第二十六条若しくは第三十七条の規定に違反した使用者又は第三十九条第九項の規定による賃金を支払わなかつた使用者に対して、労働者の請求により、これらの規定により使用者が支払わなければならない金額についての未払金のほか、これと同一額の付加金の支払を命ずることができる。ただし、この請求は、違反のあつた時から五年以内にしなければならない。
引用元:e-Gov法令検索「労働基準法」
未払い賃金を払ってもらえれば、会社に対するストレスも少しは軽減できるでしょう。ただし、弁護士や労働組合が運営している業者でなければ、非弁行為に値するため、注意が必要です。
有給休暇を取得できる
退職代行業者を利用すれば、有給休暇の取得もできます。ブラックな職場に身を置いていると、「休むのは悪」といった古い考えが根付いているため、満足した休みを取れていない人も多いです。
有給休暇の取得も労働基準法でしっかりと定められているため、業者にて交渉すれば問題なく有給休暇を消化できます。
《労働基準法第39条》
使用者は、その雇入れの日から起算して六箇月間継続勤務し全労働日の八割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した十労働日の有給休暇を与えなければならない。
引用元:e-Gov法令検索「労働基準法」
有給休暇を使い果たせるため、損することなく退職ができます。ただし、未払い賃金の交渉と同じく、弁護士や労働組合が運営している業者でなければ、有給休暇の交渉は非弁行為に値するため、注意してください。
後悔しない退職代行サービス3選
退職代行を利用するのはクズではないことが理解できたところで、実際にどの業者に依頼すればいいか迷う方もいるでしょう。ここでは、絶対に後悔しない退職代行サービスをランキング形式で3社ご紹介します。
- 1位:辞めるんです
- 2位:女性の退職代行【わたしNEXT】
- 3位:弁護士法人みやび 退職代行サービス
それでは、各サービスの特徴やおすすめポイントなどを順番に解説します。
1位:辞めるんです
1位の「辞めるんです」は、29,800円と平均相場よりも安く依頼できる大手退職代行サービスです。運営元は民間企業ですが、顧問弁護士が監修しており、退職成功率100%の実績を誇ります。
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まとめ
本記事では、退職代行を利用すると後悔すると言われる理由についてご紹介し、後悔しない人の特徴なども合わせて解説しました。
罪悪感や嫌悪感、悪徳業者に引っかかるなどで後悔するパターンが多いですが、退職するのは労働者の自由ですし、業者選びに失敗しなければ後悔することもありません。
むしろ、即日退職できたり嫌な上司と顔を合わせたりすることもないため、利用するメリットの方が大きいです。
もし、退職代行業者で後悔したくないのであれば、まずは業者選びに気をつけましょう。本記事でご紹介した3社は、どこも実績と信頼性は抜群ですから、検討してみてください。