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「仕事の内容」とは?事業内容、業務内容、職務内容との違いもご紹介

中途採用を狙って転職活動をしている場合、必ず履歴書と職務経歴書の提出を求められます。

履歴書が学歴や職歴、賞罰を書くものであれば、職務経歴書は職務内容の占める割合が大きくなるでしょう。

その際に、職務内容ってこれまでやってきた仕事の内容を書けばいいの?と疑問に感じる方もいると思います。

また、企業研究を進めるにあたっても、「事業内容」「業務内容」「職務内容」と似たような言葉が出てきて「違いがわからない…」「全部仕事の内容ではない?」と戸惑うこともあるかもしれません。

そこで今回の記事では、職務経歴書に記載する仕事の内容や「職務内容」と「業務内容」の違いをご紹介していきます。

改めて知ることもあると思いますので、ぜひ最後まで目を通して参考にしてくださいね。

目次

事業内容・業務内容・職務内容・仕事内容の意味

まずは「事業内容」「業務内容」「職務内容」それぞれの意味を見ていきましょう。

事業内容、業務内容や職務内容は、業界や企業によって意味は異なりますが、一般的に次の理解でよいでしょう。

事業内容:会社が取り組んでいる仕事内容
業務内容:部署(事業部)全体で担っている仕事内容
職務内容:部署で働く社員個々の仕事内容

たとえば、企業のホームページに掲載されている会社情報でよく見る「事業内容」とは、会社が取り組んでいる「仕事の内容」のことです。

事業内容を見ると、その企業がどのような事業活動で社会貢献をし、利益を得ているのかがわかります。

つづいての「業務内容」は、前述した事業内容を詳しく細分化したものです。

その事業に取り組んでいる部署(事業部)で担っている仕事の内容です。

さらに、業務内容を細分化したものが「職務内容」になります。

ですから、上から順番に、まず事業内容があり、それを部署ごとに分けると業務内容、そしてさらに職務内容へと仕事の内容が細分化されていくイメージです。

事業内容とは

ここではより詳しく事業内容について説明していきます。「事業」とは以下のように定義されています。

1. 生産・営利などの一定の目的を持って継続的に、組織・会社・商店などを経営する仕事
2. 大きく社会に貢献するような
仕事出典:goo辞書|事業の意味

いずれも事業とは、会社や組織などが行う仕事をさしています。

そのため、事業内容とは簡単にいうと企業全体の「仕事の内容」ということになります。

たとえば、パソコンメーカーであれば「パソコンの生産・販売」、薬品メーカーであれば「薬の企画開発・生産・販売」などが事業内容に該当します。

また、事業を行う者=事業者は、大きく「個人事業者」と「法人」の2種類に分かれます。

個人事業者

小売業や卸売業などを個人で営んでいる人のほか、医師、弁護士、税理士などの資格を持って、独立して働いている人のこと。

法人

株式会社などの会社をはじめ、国、都道府県や市町村、公共法人、宗教法人や医療法人などの公益法人などのこと。

これらの事業者は営利などの目的を持ってそれぞれの仕事を継続して行うのです。

業務内容とは

業務内容は、各部署における仕事の内容を指した言葉です。

企業では総務部や経理部、営業部などさまざまな部署がありますよね?

各単位での仕事が業務内容である、という理解で問題ありません。

企業は理念にそったミッションやビジョンの実現に向けて仕事に取り組んでいますが、それを達成するにはビジョンを形成している小さな目標から達成しなければなりません。

各目標を小さく設定し、それぞれの部署に当てはめて取り組んでいるものが、業務内容といえます。

なお、業務内容は部署ごとの仕事なので、業界や企業に関係なく共通しているものもあれば、その業界、企業特有の部署も存在します。

たとえば、IT企業にもアパレル企業にも営業部や広報部は共通して存在しますが、デザイン部やクリエイティブ部は企業の業界によります。

なお、ミッション・ビジョンの実現に向けての取り組みについてふれたので、近年さまざまな企業が取り入れている「MVVモデル」について補足しておきます。

補足|MVVモデルとは?

MVVモデルとは、ミッション(Mission)、ビジョン(Vision)、バリュー(Value)はそれぞれの頭文字をとった言葉で、企業の共通の価値観を表すフレームワークの一つです。

ミッショ: 変わらない企業の存在意義
ビジョン:中長期的に達成したい目標
バリュー:達成の手段

このモデルは共通の価値観をより具体的な階層構造に表現することができ、ビジョンとバリューは世の中の状況や環境変化に応じて見直すことができます。

MVVモデルのメリットは、言葉として会社の存在目的を表すことができるだけでなく、会社の方向性や一体感を従業員に示すことができる点にあります。

職務内容とは

そもそも「職務」とは、企業で働く従業員が担当している仕事のことをさします。

企業の事業を行う上では多岐にわたる多くの業務が発生しますが、その業務を成り立たせているのが個人が行う職務です。

つまり、職務内容とは、1人1人の社員が日々行っている「仕事の内容」と表すことができます。

たとえば、営業の場合、大手商社やメーカーでは多くの社員が異なる仕事を行っています。法人営業や個人営業、新規営業、最近はアカウントエグゼクティブという職種もありますが、このようにさまざまな仕事があります。

これら全てが職務にあたるのです。

ですから、職務内容は実質個人の「仕事の内容」と相違ありません。

仕事内容とは

それではもう少し仕事内容について掘り下げていきましょう。

仕事という言葉は辞書で次のように定義されています。

1.何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。「やりかけの―」「―が手につかない」
2.生計を立てる手段として従事する事柄。職業。「将来性のある―を探す」「金融関係の―に就く」「週の半分は自宅で―する」
3.したこと。行動の結果。業績。「いい―を残す」悪事をしたり、たくらんだりすること。しわざ。所業。「掏摸 (すり) が集団で―をする」出典:goo辞書|仕事の意味

「仕事」が指す意味として共通していることは、個人の行為に対して使われることが多いことです。

具体的には、「私の仕事は教師です」「彼は難易度の高い仕事を成し遂げた」といった使い方をすることが多いでしょう。

そのため、一般的には「仕事の内容=個人の職業の内容、個人の職務の職務」という言い回しが可能です。

つまり、職務内容の項目でお伝えした通り、仕事内容とは、個人の職業や職務の内容であるといえます。

サンプル付き|職務経歴書への仕事の内容の書き方

ここまでで事業内容・業務内容・職務内容の意味についてお伝えしてきました。

転職活動で必要になる職務経歴書でもっとも身近なのは職務内容、つまりあなたの仕事の内容となるでしょう。

ここからは、職務経歴書への仕事の内容の書き方や職種別のサンプルをご紹介していきます。

書き方のポイント

職務経歴書でありがちなのは、経験した仕事をはじめ実績やスキルなどを記載するため、文字数が多くなること。

そのため、全部アピールしたいがだめに書き連ねてしまうと情報が整理されておらず、読みにくい職務経歴書になってしまいます。

採用担当に分かりやすく伝えるためには、あらかじめ構成を決めてから作成するのがポイントです。

構成は「役割、役職」+「具体的な仕事内容」+「実績」

職務経歴書には履歴書とは異なり、決まった書式やフォーマットはありません。

一般的に、あなたに与えられたポジションや役職、具体的な仕事の内容、仕事を通して得たスキルや実績を書くと読み手に伝わりやすいです。

そのため、構成は一般的に次の構成を意識してみてください。

「役割、役職」+「具体的な仕事内容」+「実績」

簡潔に記載すること

職務経歴書は前述した通り採用担当への伝わりやすさ、読みやすさが重要です。

文章を羅列するだけでは、採用担当者が一目で把握することは難しく、また「まとめる力がないのかな」とマイナスな印象につながりかねません。

そのため、見出しや箇条書きなどで工夫し、簡潔に書きましょう。

何が記載されているのかが読みやすくなるだけでなく、応募者のアピールポイントもわかりやすくなるでしょう。

実績や成果は数値で表すこと

職務経歴書の仕事の内容に記載する実績や成果は、あなたの頑張りが客観的に判断しやすいように、定量化して伝えるのがベターです。

たとえば、事務職の方の場合、「業務時間を〇時間短縮」「ミスを〇個から〇個に縮小」など、採用担当が見てもわかるように数値で記載するのがよいでしょう。

専門用語に注意する

志望する業界が未経験、異業種の場合は仕事の内容に記載する言葉や専門には注意が必要です。

今までの会社や業務上何気なく使っていた言葉でも、そこでしか使われていない可能性は高いです。特に和製英語やカタカナを用いた場合、採用担当に伝わらない可能性があります。

仕事の内容に関する用語以外にも、「リスケ」や「パーパス」などのビジネスで用いられる言葉も同様です。

専門用語を使わなければならない場合は、一般的に使われている言葉に変換したり、誰にでも通用する言葉で記載するようにしましょう。

仕事の内容(職務内容)のサンプル

1.人事部の職務経歴書サンプル

社名:株式会社〇〇
勤務期間:2020年4月入社~現在部署・役職/人事部 部長
<職務内容>
新卒・中途採用・2020年4月入社…人事部に配属。新卒・中途採用に関わる業務を担当。
・2021年4月…チームリーダーに昇格。上記の業務に加え、チーム4名のマネジメントを担当。
・2022年4月…部長に昇格。採用管理ツールの導入、業務フローの改善、オンライン説明会の業務委託化。
<具体的な仕事の内容>
・採用計画立案
・採用予算管理
・新卒、中途の入社~退職の手続き
・採用管理ツールの導入
・オンライン説明会の業務委託
<伝えたいこと>
人員増加に伴い中途採用の採用フローを実現。外部のシステムを導入し、人事グループの採用業務時間を2021年より20%削減。また、メンバーが個別の裁量で実施していたオンライン説明会を外部委託することで、Zoomをはじめとするパッケージ化に成功。チームメンバーが採用のコア業務に集中できる環境を整えることができた。

2.総務部の職務経歴書サンプル

社名:✕✕株式会社
勤務期間:2020年4月入社~現在部署・役職/総務部コンプライアンスチーム
<職務内容>
総務部コンプライアンスチーム(2020年4月~現在)
・2020年4月入社…総務部に配属、社内の福利厚生、社内イベント、株主総会に関する業務などを担当
・2021年4月…契約書の作成や重要書類の管理など、法務部との連携業務
・2022年6月…コンプライアンスチーム発足。会社全体のコンプライアンス徹底に注力すべく新チーム設立を提案、発足
<具体的な仕事の内容>
・支店含む全国4社の福利厚生、備品管理
・本社で行われる納会などの社内イベント運営
・総務業務全般
・個人情報保護法改定に準じたオフィスのセキュリティレベルの強化
<伝えたいこと>
入社1年後に法務との連携が増え、その際に従業員への「法令、規則等に則って適正に業務を遂行すること」の重要性を理解してもらい、適切な行動がとれるよう、指導・サポートを行うチームを発足。その取り組みが評価され、同年社長賞を受賞。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「仕事の内容」をテーマに、次の2つをお伝えしてきました。

  • 事業内容や業務内容、職務内容との意味の違い
  • 職務経歴書での書き方

転職活動にかかせないのが「企業分析」と「職務経歴書」の準備です。

まず、企業のホームページなどで目にする事業内容があらわす意味を正しく理解することで、競合他社や業界での立ち位置を正確に把握することが可能になります。

その上で、あなた自身が志望する部署が何をしているのか、どんな人材を求めているのか、を深堀していくことで、志望動機や自己PRが記載できるようになるでしょう。

また、職務経歴書が「自分が活躍できる人材であることのアピール材料」であることを考えると、書かれている内容が社風や求人内容にマッチしていればいるほど、採用担当の印象には残ります。

書類選考の通過率を上げるためにも、しっかりと企業研究したうえで、募集ポストで求められているスキルや経験に合わせて、職務経歴書を作成しましょう。

中には、今と違う職種や未経験の業界に転職を目指している方もいると思います。

その際には、今までの仕事の内容と親和性のある経験・実績を強調するのがおすすめです。未経験であっても通用するスキルや能力があるビジネスパーソンであることをアピールし、採用担当の心を掴みましょう。

自分の仕事を魅力的に見せようとして、求人内容とマッチしていなければ意味がありません。あれもこれも記載して「結局この人はどんな仕事内容が強みなのかな…」と思われてしまっては本末転倒です。

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