内定がなかなかもらえない、もしかしたらこのままずっと無職のままなのではないか?という不安を持った方も少なくないはずです。たった数週間でも無職の状態が続くことってとってもストレスですよね。
運が悪いというのは簡単ですが・・それでは成長がありません。きちんと分析して自分に何が足らないのかを理解することで内定に一歩近づく努力をしてみませんか?
実際にリクナビさんのアンケートによりますと・・・5社以上、10社以上応募したり面接したりしている方も存在しています。内定が出るまでのプロセスを今回は4つに分けて分析してみましょう。
目次
転職準備の段階
転職活動は準備の段階から始まっているのです。ちゃんと準備ができてなければ内定までに時間がかかってしまうことは間違いありません。
自己分析が不十分
あなたは何ができて、そもそもなぜ転職をしたいのか、転職後はどのように企業に貢献ができるのか、そういったことをきちんと整理していないと就活の後半まで大きな影響を与えてしまいます。
そのためにも過去のキャリアを振り返り、今まで自分がやってきた仕事の内容やエピソードをより具体的にまとめておくことが必要です。
ポジティブに変換する準備ができていない
面接では必ず質問されることの一つに退職の理由があります。その質問に限ったことではないですが、面接の場では常にポジティブに話すことを心掛けたいものです。
しかし、突然ポジティブにといっても難しいので面接の準備としてネガティブなことをリフレーミング(視点を変える)することでポジティブに話をする準備が必要です。
×ずっと同じことばかりさせられていて成長の実感が持てない
〇同じことを繰り返すことで専門的なスキルを身につけることができましたが、これからはもう少し幅の広いことに挑戦してみたいと考えるようになりました
といったように、印象が大きく変わります。ポジティブに変換するためには準備が必要です。
求人応募の段階
準備が整ったらいよいよ求人に応募をします。この段階で注意すべきところは応募の「数」と「質」ということになります。
求人応募の数
求人応募でまず問題なのは「数」になります。もちろん運命の会社に出会いたいという気持ちはわかりますが、それを目指すのなら、なおのこと母数が必要になってきます。数多くの企業にあなたのことを知ってもらい、会ってみたいと感じてもらうことが必要です。
そのためにうまく活用したいのは転職サイトです。転職サイトに登録をすることで、一括応募であったり、スカウト機能がありますので、多くの企業との面談の機会を得ることが可能になります。もしくはプロであるキャリアコンサルタントに相談してみましょう。定期的にあなたに合う企業をどんどん紹介してくれることでしょう?
求人応募の質
求人応募は数についで「質」も重要です。つまりあなたに合っている会社であるかどうかということです。どれだけ数を応募しても、あなたのこと(スキルや実績、これからの伸びしろなど)を必要とする企業でなければいつまでたっても決定はしません。
逆にあなたのスキルがオーバースペック過ぎて決まらないという可能性もあります。オーバースペックだとすぐにやめてしまうのではないか?と企業側が判断するからです。どちらにしてもあなたに合っている求人に応募するということは内定への近道の一つです。
書類提出の段階
求められているニーズに合致しない内容が書かれている
職務経歴書では自己PRを書くことになりますが、これらが企業のニーズに合致していないと、通りにくくなりますし、通ったとしても面接などで、落とされてしまいます。
例えば、PC業務が中心の一般事務職に応募される方が、前職の販売職で鍛えた「フットワーク」をアピールしたり、サービス業で培ったホスピタリティをアピールしても企業には刺さることはありません。
転職エージェント経由の応募であれば、内容のチェックをしてもらえるのでそのような心配はありません。が、もし自分で書くとしたら以下の順番で書いていくとよいでしょう。1、PRタイトル 2、仕事内容 3、成果/結果 4、得た強み 5、企業に貢献できること 以上です。
読みやすく、わかりやすく書かれていない
内容が良くても読み手の好感度を上げられない場合があります。具体的には文字が汚い、文章が読みにくいといった理由が該当します。当然、そういった書類は人事に対してよい影響を与えるものではありません。
読みやすく書くには・・・300文字以内で書く、平易な言葉で書く、「しかし」などの逆説の接続詞をできるだけ使わない、ですます調で統一されている。ということなどを意識してできるだけ丁寧に書くようにしましょう。
採用面接の段階
面接になかなか通らないという人は一体何が問題なのでしょう?いくつかの原因をご紹介します。
基本的なマナーができていない
面接の際にいくら人物で評価するといっても、まず最低限のマナーができていないとその土俵にも上がれてないということは意識するようにしましょう。
具体的には・・次のようなチェック項目をできてないと問題です。
この最低限なマナーを守ったうえで、相手の(面接官の)目をみて堂々と話をするということが大切です。今までの自分のキャリアに自信をもって話をしましょう。
どこか一つでも心当たりのある方はしっかりと改善に取り組んでみてはいかがでしょう?必ずよい就活につながるはずです。