「アルバイトから正社員を目指したい」と考えていませんか？本記事では、アルバイトと正社員のそれぞれのメリットデメリット、アルバイトから正社員を目指す方法を紹介します。
その中でも、「正社員登用を利用して、正社員を目指す方法」と「中途採用を利用して、正社員を目指す方法」の2つを具体的に紹介しています。「アルバイトから正社員を目指したい」と考えている方におすすめの記事です。
目次
アルバイトから正社員になるメリット・デメリット
正社員になるメリット
給料と雇用が安定する
まず、アルバイトは時給で賃金が安く、雇用が不安定です。それに比べて正社員は固定給で収入が安定しています。さらにボーナスも支給されます。収入が安定すると、安定した生活を送れる上に、将来のライフプランを立てやすいことも大きなメリットです。
社会保険を受けられる
正社員は社会保険制度が充実しています。正社員は将来年金の受給額が多い「厚生年金」に加入できます。さらに国民健康保険は会社が半分負担してくれる為、自己負担が少ないというメリットや福利厚生を受けられます。
また、アルバイトで生計を立てていて、怪我や病気などで勤務できない状況になった場合には、会社を休んだ日数分の給料がゼロになります。つまり出勤できなかった分だけ収入が減り、生活が難しくなります。
しかし正社員は、会社を休んでも収入はゼロにはなりません。正社員には多くのサポート制度がある為、病気や怪我で休んでも収入がゼロにならないのです。病気や怪我で働けなくなった時や定年後のことを考慮すると、社会保険制度は魅力的です。
福利厚生を受けられる
福利厚生の内容は会社によって異なりますが、家賃補助や育児支援、健康診断を受けられるなど様々な福利厚生を受けられます。アルバイトでも受けられる福利厚生もありますが、正社員の方が充実した福利厚生を受けられるのが魅力です。
長期的なキャリアアップを目指せる
正社員は長期的なキャリアアップを目指せます。アルバイトの経験を職務経歴書に書いても、キャリアとして認めてもらえる事が少ないです。正社員として働くことは、キャリアとして認めてもらえます。アルバイトから正社員になることで、キャリアアップができるのです。キャリアアップについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてくださいね。
社会的に信頼してもらえる
正社員は社会的な信用が高いです。アルバイトでは通りにくいローンでも、正社員なら通りやすいです。車のローンや住宅ローン、さらにクレジットカードのローンも通りやすいというメリットがありますよ。
正社員になるデメリット
責任が重くなる
アルバイトに比べて正社員は、責任が重くなります。役職が上がるにつれて、部下の仕事の責任を取らなければなりません。また、アルバイトに比べて責任のある仕事を任されることになるので、仕事に対するプレッシャーは大きくなります。責任が重い立場になるにつれて昇給するため、やりがいは感じられるでしょう。
転勤になる可能性がある
正社員になると、転勤や異動に応じなければいけません。会社によっても異なりますが、転勤や異動が命じられると基本的には従わなければいけません。転勤の可能性があるかどうかは、入社前に確認しましょうね。
アルバイトから正社員になる方法
正社員登用制度を利用する
正社員登用制度とは、非正規雇用から正社員に登用するという企業制度です。アルバイトとして入社後、アルバイト先の社員登用試験を受け合格し、正社員として採用されるのが一般的な流れです。
面接の前の段階で、求人広告の概要欄をチェックし、正社員登用制度があるか確認しましょう。ただ、正社員登用制度があっても、名ばかりで登用の実績がない企業もあります。入社前には必ず登用実績の有無を確認しておきましょう。
アルバイトの段階で自発的に働く、正社員と仲良くなり信頼関係を築く、もっと責任のある仕事を任せたいと思ってもらえる働き方をしましょう。
受け身で仕事をこなすのではなく、仕事にどのように向き合うのか、どのように改善していくのかを積極的にアピールする事、アルバイトとして働いている期間に実績を出すことも必要です。
正社員と同等、またはそれ以上に仕事ができて「この人にもっと責任のある仕事を任せたい」と思ってもらえるような働きぶりをアピールしましょう。
その会社で働きたいという熱意を持つことも大切です。会社側としては、長く働いてくれる人に正社員になって欲しいと思っています。
業界の中でもアパレル業界、福祉・介護業界、飲食業界は社員登用に前向きです。正社員登用制度を利用してアルバイトから正社員を目指すなら、これらの業界を目指すのがおすすめです。
《メリット》
職場環境を理解して正社員になれる
アルバイトから正社員になると、職場環境を把握した上で正社員になれます。職場の人間関係や職場環境を事前に把握しておくと、働きやすいでしょう。正社員として入社した会社の人間関係や職場環境が悪いと、転職を繰り返す可能性があります。アルバイトの段階で職場環境を把握し、職場の人との信頼関係を構築できるのは大きなメリットです。
入社のハードルが低い
正社員に比べてアルバイトは、正社員のように入社のハードルが高くありません。正社員としての入社が難しい上場企業でも、アルバイトなら入社のハードルが低いことが多いです。まずはアルバイトで入社して、そこからその会社で入社を目指すのもいいでしょう。
ただ、アルバイトで採用され、そこから正社員として採用されるまでには、長い時間がかかります。正社員になるまでに年単位の時間がかかるのが一般的なので、すぐに正社員になりたい方には向いていません。
《デメリット》
正社員になるまでに時間がかかる
正社員登用制度を利用して正社員を目指すのは、アルバイトとして入社してから正社員になれるまで年単位の時間がかかります。確実に正社員になれるかどうかはわからないため、雇用の見通しが立ちにくいです。
中途採用の正社員求人に応募する
アルバイトから正社員を目指すには、中途採用の正社員求人に応募するという方法があります。学校を卒業して3年以内であれば第二新卒として採用してくれる企業もあります。25歳以下の方は第二新卒枠を狙うのもいいでしょう。第二新卒とは？と疑問に思う方はこちらの記事を参考にしてくださいね。
《メリット》
内定が出ればすぐに正社員として働ける
中途採用は転職活動をして内定が出ればすぐに正社員として働く事ができます。前向きで積極的な姿勢や基本的なビジネスマナーをアピールする事が大切です。
内定を取るのが難しい
アルバイトの経験が長く、正社員の経験が少ないと、転職活動で内定を取るのが難しいでしょう。職歴以外に強みがないとなかなか内定を取るのが難しいのです。
学校を卒業してから3年以内であれば、第二新卒として採用してくれる会社もあります。
転職エージェントで充実したサポートを
アルバイトから中途採用で正社員を目指すなら、転職エージェントを利用しましょう。アルバイトでも転職エージェントを利用していいの？と疑問に思うかもしれませが、転職エージェントはアルバイトから正社員を目指す転職の相談も受け付けています。また、転職エージェントには、ウェブサイトに掲載されていなかったような求人情報と出会える可能性があります。
キャリチェンはアルバイトから正社員を目指すあなたの転職のお手伝いをします。「正社員になりたいけれど、転職活動の仕方がわからない」そんな方を全力でサポートするので是非気軽にご相談くださいね。
