仕事をしていると「そもそも働きたくない!」「マジで仕事したくない!」と感じる時があります。そのような感情になるのは、仕事をしている上では当たり前のことです。
「そもそも働きたくない!」と感じてしまうのは、本当に仕事が嫌いだからでしょうか?本記事では、働きたくないと感じてしまう理由と働きたくない人におすすめの職場環境を紹介します。
目次
働く人の8割が「仕事をしたくない」と思った経験がある
退職理由に多い「人間関係」
Biz Hits「働きたくないと思う理由は何?働く男女1,000人にアンケート調査」によると、働いている人の84%は「働きたくない」と思ったことがあるそうです。働きたくない理由の第1位は「人間関係がつらいから」という理由が挙がりました。
また、厚生労働省のデータによると、仕事や職業生活に関する不安、悩み、ストレスについて相談できる人の有無等 現在の自分の仕事や職業生活での不安、悩み、ストレスについて相談できる人がいる労働者の割合は 92.8%[平成 29 年調査 91.8%]となっています。(厚生労働省 データより)
仕事の人間関係について悩んでいる方は、日々周囲の方とコミュニケーションを取っておくと、人間関係を上手に築くことができると思います。
その結果、「余計なストレスに悩まされなくて済む」「業務がよりスムーズに行える」などのメリットもあります。人間関係がうまくいかないと悩んでしまう方は、周囲とのコミュニケーションをより増やしてみてはいかがでしょうか。
給与が低いから
マイナビ転職が20~35歳を対象に実施したアンケートで「仕事を辞めたい」と思った理由として一番多かったのは、「給与の低さ」です。
「業務量や成果に見合った給与がもらえていない」「同年代に比べて給与が安い」などの理由で、転職を考える人が多いようです。
そもそも働きたくない!なぜそう感じてしまうの?
働きたくないと感じる理由は人それぞれで、その理由ごとに対処法が異なります。まずは仕事をしたくないと感じる理由を把握しましょう。
働く行為が嫌い
そもそも働くという行為が嫌いな人は多いです。「仕事をする」ということは、時にはミスをして怒られてしまったり、期限に間に合わなくて睡眠時間を削ったりと、楽しいことばかりではありません。
この場合は、怒られることや睡眠時間を削らなければいけないことが苦痛で、怒られることが少ない職場や残業がない職場に転職することで解決するかもしれません。働く行為が嫌いな理由をしっかり考えることも大切です。
業務内容が嫌い
働くことが嫌いというよりも、今の業務内容が嫌いだから働きたくないと感じてしまうこともあります。本来やりたくない業務を1日8時間、週に5日も続けていると、働くことそのものが嫌になってしまうのは当たり前です。
例えば、細かい作業が嫌いなのに緻密な作業をする工場勤務をしている、人と話すのが嫌いなのに営業や接客をしている。このような場合は業務内容があなたにあっていないため、仕事が辛くなっています。
本当は働くことが好きかもしれないのに業務内容に適性がないため、仕事がしたくないと感じているのかもしれません。
職場環境や社風が合っていない
仕事そのものは嫌いではないのに、職場の人間関係が悪いことが原因で、働くことが嫌いになっていませんか?たとえ仕事自体が楽しくても、人間関係が悪いと仕事に行くのが嫌になります。
また、上司との関係が悪くても、他の人との関係が良ければ耐えられるかもしれません。ですが、会社そのものに馴染めなければ、会社に行くこと自体が嫌になるでしょう。職場環境や社風が合っていない場合は、転職することで仕事を楽しめるようになるかもしれません。
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労働に対して給料が低い
労働に対する給料が低かったり、成果を出しても評価してもらえなかったりすることが理由で、働く意欲が失われているのかもしれません。長時間労働でも、それに対して自分が納得できる報酬がもらえればやりがいを感じるでしょう。ですが、努力に対しての評価を得られないと働いていても意味がないのでは?と働く意味を見出せなくなり、働くことへの気力がなくなってしまうのです。
労働時間が長い
働く時間が長くなればなるほど、働く気力が失われやすいです。残業が多すぎる場合はもちろん、生活のリズムが崩れてしまうような働き方は、心身を疲弊させてしまいます。心身が疲弊してしまうことが「働きたくない」と感じることに繋がります。
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思うように成果が出ていない
思うように成果が出ていないと、働くことや自分に対する自信がなくなってしまいます。また、大きなミスをしてしまった時も「また同じミスをするかもしれない」と不安に思ってしまうと「働くことから逃げたい」と感じてしまいます。
キャリアアップができない
これ以上仕事を頑張ってもキャリアアップが見込めないと感じる場合は、働く意欲が失われてしまいがちです。何年も同じ作業を繰り返していて、それ以上の成果を目指せない場合は働くことの意味を見出せなくなるでしょう。
働きたくない!と感じる理由
・働く行為や業務内容が嫌い
・職場環境や社風が合っていない
・労働に対して給料が低い
・労働時間が長い
仕事をしたくない要因(仕事以外の悩みやストレス)
上記の人間関係・給与を除いた「仕事をしたくない原因」は以下になります。
✔︎給与をカットされた
✔︎家から遠いが、交通費の限度額を超えた場所に会社がある
✔︎休みが少ないこと
✔︎仕事にやりがいを見いだせない
などが挙げられていました。
家庭と育児、親の介護との両立が大変
特に女性は家事や育児、親の介護と仕事との両立が大変ですよね。女性の仕事と介護については、総務省の『平成29年度就業構造基本調査』によると、「介護・看護のため過去1年間に前職を離職した人」の数は、2007年時点で約14万4,800人、2012年時点で約10万1,100人、2017年時点で約9万9,100人となります。
親の介護をしながら働くためには、時短勤務にしたり、働く日数を減らすことも視野に入れることになりそうですね。また、仕事と家庭を両立させることも大変ですよね。仕事と家事を両立させるコツは、楽をできるところは、遠慮なく楽をすることです。
あなたはとても頑張っています。手を抜けるところは、抜いていいのです。手を抜くって意外と難しいですよね。でも、手を抜くよう意識づけていくことで、仕事と家事は両立できます。もしも旦那さんに何かを言われたら、正直に大変だと言ってみましょう。
ローン返済、家事、結婚、出産など、仕事以外で悩みごとが多い
ライフステージごとに「働き方」が変わってきますよね。ライフステージ別のおすすめの働き方をご紹介いたします。
〈結婚前〉
長いキャリアを築きたいなら、20代の女性は経験を積むのがおすすめです。将来を見据え、スキルを身につけることにシフトして仕事を選ぶと良いでしょう。
〈結婚後〉
子育てがスタートすると子供の都合による突発な休みがどうしても多くなります。家庭の事情を考慮してくれたり、多様な働き方を認めてくれたりする仕事を選ぶと良いでしょう。
また、旦那さんがローンを背負っていると思うので、ある程度の稼ぎを得られる仕事にシフトすることもよいでしょう。在宅勤務や時短勤務の制度を取り入れている会社に転職することもおすすめです。
\結婚と仕事の両立をするには?/
仕事をしたくない人の強み
仕事をしたくないと考える人は、弱みばかりだと思ってしまいがちです。弱みだけではなく強みもあります。
ここからは、働きたくない人の強みと弱みをお伝えします。
自分の感情に正直に向き合うことができる
自分の感情に素直に向き合い、自分の好き、嫌いに忠実になると、自分の向き不向きを正確に感じることができます。自分の本当の気持ちに向き合って、本当にやりたいことに向き合ったり、自分の苦手なことを避けたりすることができるのは、明確な自己分析ができるという点で強みになります。
自分の素直な気持ちを表現することで、自分の本当の気持ちを見失わずに、正しい方向へ進むことができるのです。
「働きたくない」という感情を押し殺さずに、自分の気持ちに素直になって、考えられることは自己理解が進んでいるという点で強みのひとつです。
仕事を効率化することができる
仕事をしたくない人は、仕事をしたくないが故に、仕事の時間を減らそうと努力するので、仕事を効率化することができます。無駄な作業がないか、削減可能は業務はないかを常に見直せることは強みと言えるでしょう。
\エクセルの作業を効率化させるには?/
感情の切り替えができる
「働きたくない」という感情が強いと、働く時間をできるだけ短くしようとします。そのため、仕事のオンオフをはっきりと切り替えて、仕事に向き合い集中する力が高い傾向にあります。働きたくない時には働かない、働く時は集中して働くという感情の切り替えが上手なのは強みです。
仕事をしたくない人の弱み
やりたい仕事を見つけられない
仕事をしたくないということは、やりたい仕事を見つけられないという意味です。やりたい仕事や自分に向いている仕事を見つけるには、「自分の強みや弱み」「得意な仕事と苦手な仕事」など、日々考えなければなりません。働きたくないのは、仕事への意欲が低いことなので、やりたい仕事を見つけること自体苦労してしまうでしょう。
仕事の目標がない
仕事のモチベーションを保つ上で、仕事の目標を持つことは、非常に重要なことです。また、仕事の目標は常に持ち続け、自分で目標設定をしなければなりません。働きたくないという感情があると、目標を見つけるのが難しく、モチベーションを見つけることも難しくなるでしょう。
仕事のやりがいを見つけられない
仕事の目標を見つけられないのと同様に、仕事のやりがいを見つけるのが難しいでしょう。仕事にやりがいを感じられないまま働いていると、やる気もなくなり、より暗い気持ちに引きづられてしまいます。「単調な仕事に飽きた」「人間関係が上手く行かない」などさまざまな理由はありますが、仕事のやりがいを見つけられないと、仕事をする意欲がわきません。仕事のやりがいを無理に見出す必要はありませんが、やりがいがある方が意欲的に働くことができます。
\楽しい仕事を見つける方法/
やっぱり働きたくない!その場合はどうしたらいい?
働きたくない原因はわかったけれど「やっぱり働きたくない!」と感じてしまう場合には、どのような対策を取ればいいのかを紹介します。
とりあえず仕事を休んでみる
仕事したくない!働きたくない!と思っているのは、疲労が溜まっているからなのかもしれません。疲労が蓄積されると、やる気が失われる上に仕事の効率も下がってしまいます。
特に「仕事が多忙すぎて、休日は1日中寝ていたら休みが終わっている」という方は、休日をすべて疲労回復に使っていることになります。有給を取って仕事を休んでリフレッシュするのがおすすめです。改めて自分を見つめる機会になり、仕事に新たな気持ちで望めたり、働くことへのやりがいを思い起こすことができるでしょう。
目標設定をする
自分の人生における優先順位を明らかにして、自分の理想の仕事の条件とはなにかを見直しましょう。「給料」「労働時間」「職場の人間関係」「業務内容」など仕事に関わる条件を分類し、その中で優先順位をつけましょう。
「労働時間が長くても給料が高い方が仕事いい」「給料が低くても、プライベートの時間を充実させられる仕事がいい」など自分の中で優先順位をつけることで、人生で大切にしていることが明確になります。ただやみくもに仕事を頑張ろうとするよりも、目標を明確にすることで、働く意味を見出しやすくなるでしょう。
働きたくない時はとりあえず仕事を休んでみる、目標設定をし直すことが大切。
すぐに試せる!「仕事をしたくない」を少し和らげる対処法は3つ
「仕事をしたくない」と感じる時は、自分自身がゆっくりと休む時間が取れていない時ではないですか?そんな時におすすめの過ごし方について記載します。
自分が仕事をしたくない理由
仕事をしたくない時はたまにありますよね。主な理由として、以下のことがあると思います。
①仕事内容に満足できていない
自分の思い描いていた仕事とは異なる業務を任されているときや、実力以上の仕事を任されている場合、また仕事量が多すぎる場合も感じやすいです。一度上司に相談されてみるのが良いです。
②プライベートの時間がない
①に付随するかもしれませんが、仕事が忙しくて休む時間が取れていないのかもしれません。プライベートな時間を好きなように過ごし定期的にリフレッシュを図ることは、仕事への活力を高めるためにも大切です。
③職場の人間関係で悩んでいる
人間関係一つで、仕事へのモチベーションは大きく左右されます。周囲に自分から積極的に話しかけることで、改善することもあります。
身体の不調に目を向け、自分をケアしてあげる
セルフケアとは、従業員が自分自身で行うメンタルヘルス対策です。
メンタル不調の兆候は、初期は単純な肉体の疲労や行動、精神面の変化となって表れます。
自分でできるケアは積極的に実践してみましょう。
①帰宅後にゆっくりお風呂に浸かる。ケータイを持ち込まない(デジタルデトックス)
②コーヒーや紅茶など、自分の落ち着く飲み物を飲む
③キャンドルライトをつけて、火を見る(火を見ると「ゆらぎ」というリラックス効果がある)
また、仕事の休憩中などは下記も良いでしょう。
・立ち上がって、場所を変える
・●●までやったら休憩、と自分で決める(293)
小さなことでもいいので、仕事後の楽しみを作る
小さなことでも良いので、自分自身の「楽しみ」を作ることで、自分の仕事へのモチベーションを挙げてみましょう。
①少し先に「楽しい予定を入れる」
②帰りに●●に寄る、など予定を決める
③食べたいもの・飲みたいものを決める
①少し先に●●へ行く、友達と旅行する、など非日常を味わえる予定を入れると良いです。
②帰りにスタバに寄るなど、どんな小さなことでも良いです。また、決めた予定を周囲と話すことによっても気分転換を得られます。
③夕飯を外食にして同僚と食べて帰るなど、楽しみを予定に入れても良いでしょう。
立場や年齢別に紹介!「仕事をしたくない」と感じたときの対処法
新卒が「仕事をしたくない」と感じる場合
新卒社員の中では、下記のような理由により「仕事をしたくない」と感じている社員もいるようです。対処方法とともに見てみましょう。
①職場の雰囲気に馴染めず、居場所がないと感じている
学生時代とは異なり、さまざまな年齢の方と付き合っていかなければいけません。常に「教わっている側」だという認識を持ちながら、日々のコミュニケーションを取りながら仕事に従事すると良いです。
②仕事を与えてもらえずに放置されてしまう
仕事の指示をもらえない場合は、上司が忙しい場合も考えられるでしょう。何故仕事が振られないのか理由を考え、自分から積極的に上司へコミュニケーションを取ってみましょう。
20代や30代が「仕事をしたくない」と感じる場合
人間関係が良くない
「人間関係が良くない」と感じる場合は、周囲の社員と馴染めていない場合が多いです。日頃、自分から積極的に雑談を振るなどして、周囲に馴染む努力をするのも一つの方法です。また、理不尽に怒られる、残業が多いなど、職場環境の悪化によって仕事をしたくないと感じてしまうことがあります。その場合は一度上司へ相談をしてみましょう。
長期休み明けの出勤
体が休むことに慣れてしまった状態かと思います。日々自分へのご褒美などを準備することで、休み明けの状態から元通りの状態に働けるよう工夫してみましょう。
40代や50代が「仕事をしたくない」と感じる場合
仕事がきつい
20代、30代では感じなかったことを、40代から50代になると、仕事をする中で自分がレベルアップしていく感じがあまりないだけでなく、ビジネス環境の変化についていくのがしんどくなったり、能力開発の限界を感じたりして、これまでのような成長を実感しにくくなってくることがあります。
その場合、一度メンタルヘルスについて相談できる病院へ行ってみましょう。「上昇停止症候群」という症状がでているのかもしれません。
女性や兼業主婦が「仕事をしたくない」と感じる場合
①子育てに専念したい
②専業主婦をやめたくない
③仕事以外にやりたいことがある
④社会で働く自信がない
などが挙げられます。
①②の場合は旦那さんの収入のみで問題ないようでしたら良いと思います。③④の場合は、やはり1日のうち仕事の時間を減らすことで時間を確保できるようになるでしょう。そのため、時短で働くことや短期でのアルバイトで働くことをおすすめします。
ニートや無職の人が「仕事をしたくない」と感じる場合
ニートや無職の人が「仕事をしたくない」と感じる場合は、下記の4通りあるかと思います。
①自由な時間が欲しい
②働く自信がない
③人間関係に苦手意識がある
④働くこと自体が怖い
①に関しては今までが忙しすぎたのか、または打ち込める趣味などがあったり様々な理由があると思います。②から④については、もしかしたら働くブランクがあることから感じる不安なのかもしれません。時短勤務や短期のアルバイトからはじめてみてはいかがでしょうか。
コロナ禍の中、「新しい働き方」が広がっている
新型コロナウイルス感染症(COVID-19、以下 新型コロナ)の感染拡大によって、休暇と併用して旅先で仕事をする、「ワ―ケーション(ワークとバケーションによる造語)」が注目されています。
必ずしもリモートワークである必要はなく、会社のオフィスごとリゾート地に移すというケースも「ワーケーション」と呼ぶことがあります。コアタイムを設ける場合もあれば、設けずにより働き方の自由を確保する場合もあり、一言に「ワーケーション」と言っても様々な形がありえます。
今の時代「プライベート重視」は悪いことではない
現在、「仕事より家庭やプライベート」と考える若者が増えています。平成29年度の内閣府の「特集就労等に関する若者の意識」の発表によると、男女1万人に調査をしたところ、「仕事に対する意識調査」に対して、約6割が「仕事よりも家庭・プライベートを優先する」(63.7%)と回答しています。
平成23年度の調査と比較すると、10.8ポイントも「仕事よりも家庭・プライベートを優先する」を選択した人が増加しています。
ここからわかることは、現在の人は「プライベート重視で働く」人が多くなったということです。なので、プライベートを重視することは悪いことではありません。
時短正社員制度
正社員は、必ずしもフルタイム勤務である必要はありません。近年、フルタイム正社員と同等若しくはそれ以上の意欲や能力があるものの、長い時間は働けない人材が増えつつあります。短時間正社員制度とは、そうした人材を活用できる一つの雇用形態です。
在宅勤務正社員
現在コロナウイルスが流行したことで、どの企業でも在宅勤務が導入されるようになりました。そのため、どのような契約形態でも、会社によっては在宅勤務が可能になりました。頻度は会社によりますが、出社をなるべく避けたいと思う方は「フルリモート」を第一優先に仕事を選ぶと良いでしょう。
もし週5で在宅勤務が出来なくとも、週2・3日可能な会社もあったりするので、転職エージェントに相談してみましょう。
仕事をしたくないけどどうすれば良いかわからない人へのアドバイス
もし、様々な理由や家庭の事情から「働きたくない」と感じるようであれば、
①短期の仕事をはじめてみる
②自分の好きなことを好きなだけしてみる
という方法で仕事を再開してみることをおすすめします。
①については単発のお仕事から週3・週4勤務の正社員という幅広い働き方があります。特に、週3・週4勤務の正社員という勤務制度を取り始めている会社が増えてきています。
例えば、株式会社LiBでは、家庭の事情に合わせて時短勤務や週4日出勤、フルタイムでのリモート勤務など多様な働き方を認めています。このような自分自身の状況に合わせた仕事を探すのも一つの手です。
本当に今の仕事を辞めて後悔しないかを考える
今の仕事に「文句」がある場合は、まだ今の仕事に未練がある状態です。何故かというと、「怒り」は自分自身の大切な物事を把握するために大切な感情だからです。「怒り」の裏には、会社に対して自分自身の「叶えたいこと」がまだある証拠です。以下のことについてまずは考えてみましょう。
①「じっくりと」一人で考える時間を持つこと
しばらく忙しくて休みがきちんと取れていなかったり、気持ちが休まっていない場合もあります。そのため、意識的に「ゆっくりと休む」時間を作ってから、改めて「会社を辞めたい理由」について考えることが良いです。
②自分自身の将来について考える
現在の仕事がずっと続くわけではありません。自分が3年後、5年後、10年後になった時のライフステージとともに仕事のあり方についても一緒に考えてみましょう。
改めて考えてみた場合、自分自身の「実現したいこと」に今の仕事が繋がっている場合もあります。
また、そうでない場合は当面の生活費や就職活動の期間を考えて、辞めなければいけないことも、考えておかねばなりません。
現在の仕事と平行して副業を始めてみる
現在の収入に不安を抱えている方や、仕事に不満を抱えている方は、副業をはじめてみると良いです。
本業と違う副業を選ぶことで、副業が起動に乗った時に転職の可能性が広がる場合があります。ですが、注意点が3点あります。
それは、①副業する目的を決める②リスクの高い副業はやめる③すぐに一人前になれる副業はやめる ことです。
①については大前提として「何のために副業をするか」を考えなければいけません。目的がはっきりしないと、本業に支障をきたし、本末転倒になりかねません。また、目的によって、選ぶ職業(職種)も変わってきます。
②については、①に付随しますが「目的ありき」の副業にしないと、結果自分自身が損をする可能性があります。
③については、安易な転職に繋がる可能性があるためです。井の中の蛙状態で転職やフリーランスへ転向した場合、最終的に困るのは自分自身です。また、お客様にも満足いただける商品やサービスも提供できない状態となります。上記3点に注意して、副業を選びましょう。
勢いだけで会社を辞めるのは注意が必要
勢いだけで会社を辞めるのは、要注意です。言い換えると、安易に仕事を選ぶことでさらに転職、と繋がってしまう場合もあります。
また、金銭面で困ってしまう場合もあります。このような事態に陥らないためにも、必ず「会社を辞めたい理由」を分析して、解決法を探りましょう。
現状について、上司や同僚に相談しづらい場合は友人や家族に相談するところから始めましょう。
その結果、会社を辞めることを決意した場合、①いつ頃辞めるのか決める②ある程度困らない分のお金を貯める③会社に迷惑がかからないように辞めることに気をつけて、行動しましょう。
また、困っている場合は一人で悩まず、迷ったら転職のプロに相談をしましょう。
働きたくない人におすすめの職場
「やっぱり働きたくない」「できることなら働かずに生活していきたい」と感じてしまう人におすすめの職場の条件を紹介します。働きやすい職場であれば、今よりも楽しく仕事ができるかもしれません。このような観点で仕事を選んでみてはいかがでしょうか。
仕事に見合った報酬をもらえる
働くモチベーションを保つには、やりがいが大切といいますが、やはり労働に対する報酬は働く上で重要です。長時間労働でも、それに対してしっかりと報酬がもらえれば、仕事のモチベーションを保てるかもしれません。仕事に見合った報酬がもらえないと、働いているうちに不満が溜まって、働きたくなくなります。しっかりと労働量に見合った報酬をもらえる仕事に就きましょう。
転職後に想像していた年収よりも低かったとならないためにも、事前に求人広告を見て年収を把握したり、逆質問の際に面接官に年収を聞いてみるのもいいでしょう。事前に報酬を把握しておくことで、転職後のミスマッチを防ぐことができます。
人間関係がいい
職場の人間関係は非常に大切です。たとえ自分が好きな業務内容でも、人間関係に不満があると、会社に行きたくなくなったり、働くことそのものが嫌いになったりします。今の職場の人間関係に不満がある場合には、転職を考えるのも一つの手です。
人間関係がいい職場に転職したい場合は、面接の際に社内の様子を確認してみるのがおすすめです。社内がどんよりしている場合や疲れ切っている社員が多い場合は、社内の人間関係が悪い可能性があるため、注意しましょう。
コーポレートサイトや求人広告に掲載されている社員の声は所詮広告なので、実際の現場とは異なる可能性があります。本当は直接社員の声を聞ける機会があると理想的ですが、もし難しい場合は面接の際に職場の人間関係について正直に聞いてみるのがいいでしょう。自分自身が着飾らずに正直に話すことで、面接官も正直に答えてくれるかもしれません。
\ 職場での人間関係に悩んでいるなら /
有給が取りやすい
有給の消化は本来、労働者に与えられた権利です。ですが有給が取りにくい会社では、有給を使えないこともあります。上司も有給を取っているような会社に就職すると、仕事とプライベートを楽しみながら仕事を続けられるでしょう。有給を使って旅行に行ったり、のんびり時間を使うのもいいでしょう。
リモートワークができる
仕事をすることではなく、職場に行くことがストレスになっている方も多いです。リモートワークをすることで、業務に集中できたり時間を有効に使うことができたりします。リモートワークを取り入れている会社に就職すると、職場へのストレスを感じにくくなるためおすすめです。
働きやすい職場環境
・仕事に見合った報酬をもらえる
・人間関係がいい
・有給が取りやすい
・リモートワークができる
働きたくない人が正社員になって良かった体験談
ダラダラ残業が嫌で会社を辞めたかった場合
男性ばかりの職場で営業職をしていたのですが、ダラダラ残業する付き合い残業や急な飲み会が多く、体調面で大きなダメージを受けてしまいました。定時で帰るために早く仕事を切り上げようとしても、帰りにくい雰囲気で嫌な気持ちになり、だんだん働きたくない!もう辞めたい!という気持ちが高まっていきました。
そのため、男性中心ではなく女性でも活躍できる会社に転職したいと考えるようになり、キャリチェンを利用して女性も活躍している営業事務に転職しました。現職では、前職のような付き合い残業や急な飲み会もなく、プライベートも充実させられています。
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上司の都合に振り回されて会社が嫌になった場合
求人広告の代理店に営業として勤めていました。ノルマが厳しく、目標の数字に届いていなければ長いミーティングで詰められる日々。毎日終電での帰宅で心身ともに疲弊していました。ある日取引先とのトラブルで心がポキっと折れてしまい、退職を決めました。働くことに対してトラウマを抱えていましたが、キャリチェンを利用して事務職に転職しました。現職では楽しく働くことができています。「もう仕事したくない」と追い込まれている時は、転職して働き方を変えるのもおすすめですよ。
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まとめ
働きたくないと思い続けて仕事を続けても、思うような成果は出しづらいです。さらに、その状態で仕事を続けていると、体調を崩してしまうおそれもあります。働きたくないと思いながら仕事を続けるよりも、自分が働きたいと思う環境に転職をするのも一つの手段です。
「働きやすい環境に転職したい」と考えたなら、是非キャリアコンサルタントのキャリチェンにご相談ください。キャリチェンは、丁寧なカウンセリングをもとにあなたにあった職場をご紹介します。働きやすい環境に転職したいと思ったら是非キャリチェンにご相談くださいね。
また、キャリチェンでは、未経験の転職を支援しています。今までの経験を活かしつつ、業界や職種を変えてキャリアチェンジしたいという方もぜひご相談ください。
キャリアチェンジは一般的に年収が下がると思われがちですが、そうならずに年収アップできるのがキャリチェンの秘訣です。ぜひお気軽にお申込みください。