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【最新版】日本の通勤時間の平均は?通勤時間を有効活用するコツはある?

自宅から会社が遠く、貴重な時間を毎日通勤に費やしてしまっていてもったいないと思っているのではないでしょうか?

新型コロナウイルスの影響からテレワークを実施している企業が増加したとはいえ、未だに通勤に時間がかかっている人が多いのが現状です。

本記事では、通勤にかかる時間が長いとどんなメリットやデメリットがあるのかや、通勤時間を有効活用するおすすめの方法など紹介します。

「通勤時間を無駄にしているかもしれない・・・」と思った方はぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

日本の通勤時間の平均は往復1時間以上

総務省統計局が5年ごとに実施している「社会生活基本調査」によると、通勤時間の日本全国の平均は片道39.5分という結果となっています。

世界と比較しても、日本の通勤時間は非常に長いです。これは都市部のオフィス街と住宅地が離れていることが理由です。

都市部近辺は家賃が高いため、郊外の住宅地に住む人が多いからです。日本人の通勤時間は、欧米各国の1.5倍から2倍もあると言われています。

この結果は全都道府県の平均のため、田舎で会社近辺に住みやすい人たちも集計に含まれています。

47都道府県のうち、通勤時間ランキングでもっとも短い宮崎県の平均通勤時間は26分という結果からもわかるように地方の場合、都市部会社の近郊に住んでいることが多い上、車通勤が主流であり、通勤時間も短い傾向にあります。

そのため、東京・埼玉・神奈川といった首都圏や、大阪・名古屋といった大都市だけを対象とすると、より通勤時間が長くなります。

実際に大阪や京都などの関西県を対象として調査した結果は片道平均52分、東京だけで集計すると片道平均59分と長くなっていきます。

ただ、理想の通勤時間を聞いたアンケートによると、理想の通勤時間は「30分程度」、通勤時間の限界は「1時間26分」という結果が出ています。

大都市になればなるほど理想よりも長い通勤時間になっており、地方との差が開きます。

片道1時間、つまり往復で2時間も通勤にかかっていると考えると、それだけで毎日の時間を無駄にしているように感じられますよね。

参照:平成 28 年社会生活基本調査

世界の通勤時間と比較すると

世界の平均通勤時間は、往復で1時間5分でした。他の国と比べると、割と平均的な通勤時間ということがわかります。

ただ、東京や大阪などの都市部の場合、片道50分以上、往復で約1時間半になります。都市部だけの通勤時間と世界の通勤時間を比較すると、長い通勤時間であることがわかります。

女性の方が通勤時間が短い傾向

女性の方が通勤時間が短い傾向にあります。女性は男性に比べて非正規雇用者が多いことや、家事に当てる時間が多くなりがちなのが理由だと考えられます。

家事と仕事を両立するために、家から近い職場を選ぶ女性が多いと言えるでしょう。

通勤時間と幸福度は関係性があることがわかっている

ニッセイ基礎研究所のデータによると、人間の幸福度合いと通勤時間の長さには関係性があるとわかっています。

通勤時間が1時間30分を越えると、幸福度が下がる傾向にあるなど、通勤時間と人のマインドは深く結びついていると言われています。

引用:『幸福度と通勤時間の関係』

と言っても、家族や家の契約期間など都合がある人もいますし、これは統計データに過ぎないので、各ケース様々なメリットとデメリットがあります。

以下で詳しく説明していきます。

通勤時間が長いメリット

あなたの通勤時間は平均に比べて少なかったでしょうか。それとも多かったでしょうか?また幸福度との関係はどうだったでしょうか。

まずは、通勤時間が長いことのメリットを紹介します。

自分の生活スタイルや重んじている価値観によって、感じ方は変わってきます。

隙間時間を活用できる

通勤時間が長い場合は、その時間を逆に有効活用することができます。

長い時間を活かして、読書の時間に当てたりスマホでニュースをチェックしたり、ラジオを聴いて情報収集をするという過ごし方が多いようです。

今の時代は電子書籍やスマホで気軽に本を読むことができるので、たくさんの本を持ち歩く必要もありません。

通勤時間に本を読むことを日課にすれば、毎日本を読む習慣ができ、有意義に過ごせるでしょう。

朝から活字を読んで頭を活性化させてから、仕事に取り掛かることが可能になります。

他には、資格や英語の勉強時間に当てるという方も。家だとついだらけてしまうという方も、人目があって家のように誘惑が少ない電車の中だと集中できるというメリットがあります。

特に始発駅から乗り込んで椅子に座われるという方は、電車の中でしっかり仮眠するという過ごし方もできます。

寄り道ができる

会社までの距離を活かして寄り道できることもメリットではないでしょうか。近場で働いているとあえて行くことはない場所でも、会社の通勤圏内であれば定期を利用して途中下車することもできます。

それを利用して、帰宅時に途中駅で降りてその街を楽しむこともできるでしょう。乗り換え駅で飲み会があった際なども交通費はかかりません。

徒歩で様々な場所を巡るのも気分転換や運動になっていいかもしれません。

また定期券は、仕事の日だけでなく、休日に利用することも可能です。休日に友達と遊びに行く際などにも活用できます。

POINT

通勤時間の長さによるメリットは、通勤時間を活かして読書や勉強の時間にあてることができる。また、定期を利用して途中駅で寄り道を楽しむことも可能。

通勤時間が長いデメリット

次に、通勤時間が長いことによるデメリットを紹介します。

電車の中は落ち着かずストレスが溜まる

電車の中は、多くの人が様々な動作をしています。乗車する人、下車する人、会話する人などがいて、イライラすることもありますよね。そんな中、長時間乗車し続けるため、落ち着いて過ごすことができずストレスが溜まりやすくなります。

睡眠時間が削られる

長時間の通勤時間によって、その分早く家を出る必要があります。そうなるとその分早起きが必要です。

また、帰宅時も同様に職場が近ければすぐに帰宅できるのに、家に帰るのにも時間がかかります。

家に帰ってからの家事や食事の時間も必然的に遅くなり、睡眠時間が減ってしまいます。

プライベートの時間が削られる

24時間しかない1日の貴重な時間の中から、2時間も3時間も通勤時間に消えてしまっていては、帰宅後にほとんど時間が取れません。

定時退社ができず、残業することになれば、帰宅した頃にはもう夜遅くになっていて、食事をするだけでその日が終わってしまうでしょう。そのため、プライベートな時間がなく家族との時間も取れなくなってしまいます。

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通勤だけで疲れる

通勤は非常に体力が必要です。乗車率が少なく、座って快適に過ごせる電車であれば、感じるストレスは少ないかもしれません。

しかし、首都圏の満員電車の混雑状況は殺人的で、満員電車に乗り降りするだけで疲れてしまいます。

座れれば良いのですが、ぎゅうぎゅうに押されるほど混雑した車内で、立ったまま1時間も過ごすとなると、勉強や読書どころではありません。

また、乗り換え回数が多いと、小刻みな時間しか取れないため、何かするにも集中しづらいでしょう。

通勤時間を有効活用!通勤中にできることは?

週5勤務で年間の出勤日数が250日の場合(休暇含む)、一日1時間の通勤時間を1年間に換算すると、なんと20日分に相当します。

そう考えると何かしないともったいなく感じるのではないでしょうか。ここでは、通勤時間を有効活用するために通勤中にできることを紹介します。

1日のTodoリストを作成する

通勤中に、その日の仕事ですべきTodoリストを作成しましょう。

1日にやるべきことを整理してから仕事を始めるのと、なんとなく仕事を行うのとでは、業務の効率や時間の使い方がまったく異なります。

Todoリストを作ることで優先順位がつき、大事なことから片付けられるようになるでしょう。

情報収集をする

日本の時事ネタや世界情勢など、日々の情報を収集する時間にあてると良いでしょう。

混雑した電車の中でも、スマホなら開きやすいです。ビジネスマンとして、クライアントや上司との話題にも使えますし、社会の流れを知ることは人生にも直結して役立ちます。他には、SNSのチェックの時間に使うのも良いでしょう。

読書をする

長時間の通勤の場合は、やはり読書がおすすめです。本は様々な知識を得ることができ、自分の世界を広げてくれます。

本の種類は、ビジネス書や自己啓発本・小説などなんでも自分の興味のあるもので良いでしょう。

小説はその世界に入り込み熱中して読んでしまうことが多く、あっという間に時間が経つのでおすすめです。

混雑していて大変な場合は、オーディオブックで再生する方法を使うのも良いでしょう。

また、スマホにKindleのアプリをダウンロードすれば、スマホを使っても読書することができます。電車の中で本を開くのが難しい方や荷物を増やすのが嫌な方は、スマホで読書をするのもおすすめです。

勉強をする

そこまで混雑していない電車や座れる場合には、資格や語学など自分のやるべき勉強の時間にあてると良いでしょう。

通勤時間をスキルアップの時間にあてれば、時間を有効活用できます。

家にいるとダラダラしてしまうという方や、家でまとまった勉強時間を取れないという方も、通勤時間は勉強の時間と決めると日課となり継続しやすくなりますよ。

通勤時間の短縮のために引っ越す時の注意点

「会社の近くに引っ越しをして、通勤時間を短くしたい」と考えることでしょう。ここからは、通勤時間の短縮のために引っ越す時の注意点についてお伝えします。

家賃が高くなる

都市部の物件の場合、家賃が高めになります。郊外と都市部の比較すると、数万円高くなることも。

会社の近郊に住むと家賃補助が出る場合もあります。会社の規約を確認しておきましょう。

会社に行くために時間をかけているということは「タダ働き」と同然です。家賃が高くなっても、通勤時間が減って楽になり、時間を節約できると考えれば、メリットは大きいですよね。

定期券が使えなくなる

通勤には定期券が支給されます。定期券があると、定期券内の駅であれば、別途交通費が発生することなくさまざまな場所に行けます。

定期券がなくなると、プライベートの交通費の負担が大きくなる可能性があるため、注意しましょう。

運動量が減る

通勤は、階段の登り降りしたり駅まで歩いたりと、想像以上に体を動かしています。家と会社の距離が近くなると、その分運動不足になりがち。意識的に身体を動かすことが必要です。

通勤時間のない会社に転職するのも手

通勤時間を有効活用するのも良いけれど、やはり通勤時間を減らしたい・・・と思う方も多いでしょう。

毎日長い通勤時間をかけて会社に通うことは、それだけでとても疲労に繋がります。仕事をするだけでも疲れるのに、少しでも早く帰宅してしっかり休みたいと誰もが思うのではないでしょうか。

今の会社が遠くてしんどいという方は、通勤時間のかからない会社に転職するのも手です。

今の会社で働き続けたいという強い思いがないのであれば、転職も考えてみましょう。

キャリチェンでは、プロのキャリアカウンセラーが親身になってあなたの転職のお手伝いをすることができます。悩んでいる方はぜひ一度ご相談ください。