「職場で嫌がらせを受けている」「職場の嫌がらせが辛い」と悩んでいませんか?嫌がらせを受けていると、仕事に集中できず業務に支障が出てしまう可能性があります。
本記事では、職場の嫌がらせの具体例から、嫌がらせを受けた時の対処法、嫌がらせを受けた体験談など、職場の嫌がらせを解消するざまなことを解説します。
職場で嫌がらせを受けてどうしたらいいかわからないとお悩みの方のお役に立てれば嬉しいです。
目次
これは完全に嫌がらせ!嫌がらせの具体例
職場での嫌がらせと一言でいっても、業務に支障を与える嫌がらせと本人に直接心理的なダメージを与える嫌がらせの2種類があります。
「これって嫌がらせを受けている?」と思ったら、ここから紹介する嫌がらせの種類を参考にしてくださいね。
業務に支障を与える嫌がらせ
職場は仕事をする場なので、最悪の場合業務に支障をきたさなければ、嫌がらせを無視して仕事を続けるのもいいでしょう。
しかし、嫌がらせを受けることで業務に支障が出ている場合、改善しなければあなたの業務はもちろん、将来のキャリアやスキルにも影響を及ぼします。
ここからは、業務に支障を与える嫌がらせについて解説します。
異常な仕事量を与えられる
嫌がらせの一つとして、到底終わらない異常な仕事量を与えられることがあげられます。
単純に仕事量が多いだけでは嫌がらせだとは言えませんが、業務終了時間直前に「これ今日中に終わらせて置いて」と一晩では到底終わらない仕事を任される、数日続けてこのような仕事の頼み方をされる場合は、嫌がらせと言っていいでしょう。
また能力的に難しい仕事ばかり振られ、仕事が全く終わらない状態にされるのも嫌がらせの一つと言えます。
また、自分の仕事とは全く関係のない仕事をやらされたりするのも、嫌がらせに該当します。
仕事を与えない
事を全く与えられなかったりするのは、業務に支障を与える嫌がらせです。
その状況や職場環境によって異なりますが、故意に仕事を与えない行為はパワハラに該当することも。
仕事が与えられない原因は、上司に気に入られない、常務の機嫌を損ねてしまったなどの理由が多いです。時には追い込み型退職としてじわじわと追い詰めることもあるので、注意しましょう。
\上司にストレスがたまる場合の対処法/
無視される
無視されるのは嫌がらせの一つです。「コミュニケーションを取ろうとしているのに無視されていて、仕事に集中できない」「話しかけても反応がない」など。無視が続くと業務に関わるコミュニケーション、報告相談、連絡ができなくなります。
そうすると、業務の生産性が下がり、仕事に支障を及ぼします。
気にしないようにしていても、無視されるのが続くとやはり苦痛になってしまうもの。
無視されるのは非常に苦痛で、考えるのも嫌になってしまいますが、なぜ無視されるのかを考えてみましょう。何か悪いことをしたかもしれません。
心理的なダメージを与える嫌がらせ
次に心理的なダメージを与えられる嫌がらせを紹介します。
業務に直接影響がある嫌がらせとは違い、心理的なダメージを与える嫌がらせを受けても、自分の仕事のモチベーションが変わらず、業務上問題がないのであれば、そのまま仕事を続けて構いません。
心理的なダメージを受ける嫌がらせを受けて、業務に支障が出るような場合は、なんらかの対策を取る必要があります。
仲間外れにされる
複数人で話している時にあなたが会話に入ろうとすると、すぐに会話がなくなって会話が途切れてしまう、お菓子やお土産などが自分にだけ配られない、会議や飲み会などに1人だけ呼ばれない、などが何度も続く場合は、仲間外れにされていると言えるでしょう。
小言や嫌味を言われる
あなたにだけ小言や嫌味を言ってくる人がいるのであれば、それは嫌がらせの一種です。しかし大抵の場合、小言や嫌味を言う人は口癖のように誰にでも言っています。
嫌味を言わずにいられない人もいますので、自分だけに言っているのか、周りの人にも言っているのか注意して見てみましょう。
悪い噂を流されて立場が悪くなる
「〇〇さんと不倫している」「〇〇さんが〇〇さんの悪口を言っていた」のように根も葉もない噂を流されてしまうと、精神的なダメージを受けます。
このような嫌がらせは、自分が否定しても結局周囲の人が面白おかしく広めてしまい、対処法を間違えると収集のつかない事態に発展することもあります
精神的なストレスになってしまうだけではなく、度がすぎると業務に支障を与えることもあるので注意が必要です。
嫌がらせの具体例 ・仕事を与えない ・異常な仕事量を与えられる ・無視される ・仲間外れにされる ・小言や嫌味を言われる ・悪い噂を流されて立場が悪くなる
職場の嫌がらせから逃れるためにやるべきこと
嫌がらせを受けても、業務に支障が出ないなら問題ありません。しかし、業務に支障をきたすことはなくても、精神的なストレスが生じます。ここからは、職場の嫌がらせを受けた時にやるべき対処法を紹介します。
プライベートな話を避ける
最低限仕事ができる環境ならいいと割り切ってしまうのも手。自分からプライベートな話をするのは避けて、業務に支障が出ない程度で取り繕うようにしましょう。
心理的距離が離れると、嫌がらせを受けづらくなったり、嫌がらせを自分で気にせずにすんだりします。
ただし「お疲れ様です」「おはようございます」などの挨拶は手を抜かずに、毎日笑顔で行うようにしましょう。
嫌がらせの内容をメモしておく
嫌がらせの実態を第三者に訴える時に重要となるのが、どんな嫌がらせを受けてきたのかをメモしておくことです。
これまでどのような嫌がらせを受けてきたのかをメモしたり録音したりしておいて、証拠を残しておきましょう。
証拠を残しておくことで、信憑性が高まり、より具体的な対処法を取ることができるでしょう。
信頼できる人に相談する
悪口や不平不満を伝えたり誰かを責めるのではなく、事実を冷静に伝えましょう。できるだけ客観的に冷静に事実を伝え、業務に支障をきたしている旨を相談してください。
ここで嫌がらせの内容をメモしたものを見せることで、第三者もどのような嫌がらせがあり、どのような苦痛を感じているのか、どのように業務に影響が出ているのかがわかりやすいです。
信頼できる人に相談する際は、嫌がらせの実態が第三者から見てもわかる証拠を持参してくださいね。
職場の嫌がらせから逃れるためにやるべきこと ・プライベートな話を避ける ・嫌がらせの内容をメモしておく ・信頼できる人に相談する
職場の嫌がらせを受けて対処した体験談
今の職場はボス的な存在のひとりの女性がいじめのターゲットを見つけては、嫌がらせ繰り返していました。ある日から私がターゲットになり、私にだけ挨拶がない、お土産のお菓子が配られない、根も葉もない噂を流されるなど、様々な嫌がらせを受けました。
嫌がらせを受けていましたが、気にせず業務はきちんとこなしていました。嫌がらせの仕返しをしようかと考えましたが、大人げないと感じ、仕事の成果でみかえしてやると決心しました。
仕事の成果をしっかり出していると、社内で仕事の成果が認められるようになり、いじめていた女性よりも上の役職を与えられるように。役職を得て、指示できる立場になったことで、いつのまにか嫌がらせもなくなっていました。今では嫌がらせを気にせず、仕事に集中してよかったと思っています。
職場で嫌がらせを受けたら退職するのも手
職場で嫌がらせを受けて乗り越えた体験談を紹介しましたが、嫌がらせが耐えられず、体調や心に悪影響を及ぼしている場合は、転職を考えるのも良案です。
転職をすることで、嫌がらせをしてくる人から逃れることができます。仕事をするには我慢が必要なこともありますが、しなくてもいい我慢もあります。ストレスをためて体調を崩す前に、転職をして心身ともに落ち着いた状態で仕事ができる環境に身をおきましょう。
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