これから40代に突入する女性や、すでに40代を迎えた女性にとって「自分の年収は人と比べてどのぐらいなのだろう」と気になるのではないでしょうか。
周りと比べて高い場合は安心するかもしれませんが、低い場合はショックを受けてしまいますよね。
今記事では、40代女性の平均給与や中央値、さらに40代女性がこれから年収アップを目指す方法など紹介します。
目次
40代女性の平均年収とその中央値は？
40代女性の平均年収は393万円、中央値は400万円です。夏と冬あわせて月給3ヵ月分のボーナスが出ると仮定すると、年収400万円は月給にすると約21万円ほどになるでしょう。
年収の中央値とは、年収を低い順に並べていき、ちょうど真ん中の数値を指します。
そのため、平均年収よりも中央値の方が実際の感覚と近くなりますが、40代女性にフォーカスした場合にはあまり大差がない結果となりました。
2016年度の「国税庁の民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均給与は422万円となっています。このデータから考えると、年収400万円という給料はごくごく一般的な生活ができるレベルと言えるでしょう。
ただし、これらのデータはアルバイトやパート、派遣社員、正社員と全ての雇用形態を合わせたデータとなります。
正社員のみに絞ると40代女性の平均年収は349万円、アルバイトやパート・派遣社員などの非正規雇用の平均年収は232万円。正規雇用と非正規雇用によって平均年収は117万ほどの格差が生まれてしまうのが現状です。
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40代女性が平均年収以上の収入を得るにはどうすべき？
年収400万円の生活水準は、ごくごく一般的な生活ができるレベルではありますが、ライフスタイルによってはあまり贅沢をすることはできないでしょう。
そのため、もっと年収をアップさせたいと考える女性が多いのではないでしょうか。実際に、年収が500万円になれば月給は約26万円にアップします。
月々5万円アップすることは、生活が大きく変わるのではないでしょうか。例えば今より5万円あれば、そのまますべて貯金に回すことができます。
1年間に60万貯蓄が増えることになります。また、家賃を少し上げてワンランク上の住宅に住んだり、食事にお金をかけたり、美容やコスメの質をアップさせるなど生活の質をあげることも可能です。
以下では、40代女性が平均年収以上の収入を得るにはどうすべきなのか、方法を3つ紹介します。
給与が高い企業への転職を目指す
給与が高い企業への転職を目指すのも給与をアップさせる一つの手です。同じ職種だとしても給与は企業によって異なります。
月々数万円アップすることや、月給は変わらなくてもボーナスの支給額がアップすることがあるでしょう。
また、転職時の給与だけでなく、昇給や昇進が早い企業へ転職すれば早く役職につくことができ、数年後の年収が大幅に変わる可能性も高くなります。
資格を取得してスキルアップを目指す
資格を取得して、今の会社で年収アップを目指す方向性もあります。会社側でも資格取得に協力的な場合には、会社から資格取得のための受験料を支給してくれることもあります。
資格を取得することは目先の給料アップだけでなく自身のスキル向上にも繋がり、次の転職先を選ぶ際にも選択の幅を広げることができるため、取っておいて損はないでしょう。
独立を目指す
40代であれば、何か自分の武器となるスキルを身につけている方も多いのではないでしょうか。
ファイナンシャルプランナーやコンサルタント、趣味が高じて料理を人に教えることができるなど、自分のスキルを利用して独立を目指すのも良いでしょう。
ただし、独立にはリスクも付きものです。こちらは「自分の力を試してみたい」という方におすすめの方法です。
40代女性が平均年収より稼ぐためには、「給与の高い企業へ転職をする」「資格を取り転職をせずに年収アップを図る」「自分の武器となるスキルを活かして独立する」の3つの方法がおすすめ。
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40代女性チェックすべきポイント
それでは、40代女性が転職によって年収アップを目指す際に、失敗しないためにチェックすべきポイントを紹介します。
女性が活躍しているかどうか
社内の男女比に差がないことや女性管理職がいるなど、女性が活躍している企業かどうかは大切なポイントです。
女性が活躍している企業なら、女性のライフスタイルの変化にも柔軟に対応する社風があり、出産・育児休暇や時短制度など様々な制度が充実しているでしょう。
ただし、単に制度があるだけでは意味がありません。実際に女性が制度を利用しやすい社風や環境なのかどうかが大切です。
研修が充実しているかどうか
新卒や未経験者への研修は充実していることが多いですが、経験者にもきちんと研修を行っているかもチェックしましょう。
「経験者なら出来るでしょう」という高圧的な会社に入ってしまうと、研修もないまま予算達成を求められ、悩んでしまうという失敗も起こります。とくに、異業種転職の場合には事前に確認しておいた方が良いでしょう。
成長業界かどうか
この先の成長が見込める業界かどうかチェックしましょう。この先伸びるであろう業界であれば、年収アップやキャリアアップを望むことができます。
また、仕事は忙しくなる傾向にありますが、その分出世のスピードが早く、スムーズに役職につける可能性も高くなります。高齢者が増え続けている日本は、世界で最も高齢化が進んでいる国です。
そのため、医療や介護業界も成長業界と言えるでしょう。とくに、介護職は深刻な人手不足が続くため、需要に応じて今後は年収も上がっているのではないかといわれています。
また、AIや自動運転の技術をはじめとしたIT業界も、今後も伸びる業界と予想できます。プログラマーやエンジニアの需要は今後も期待できるでしょう。
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経験やスキルが活かせるかどうか
自分の経験を見つめ直し、今までの経験やスキルを活かせるところかどうかチェックしましょう。
40代にもなれば、様々な経験を積んできているのではないでしょうか。年収アップを狙うためには、自分のスキルや経験を正当に評価してくれる企業へ転職し、役職のつくポジションを狙いましょう。
せっかく実績をつけてきたのに人事評価制度が不明確な場合は、正当な評価を得られず、高収入を目指すことが困難になってしまいます。
社員の能力や成果をどのように賃金に反映しているのかという基準をチェックしておきましょう。
福利厚生や賞与があるかどうか
転職を成功させるためには、福利厚生や賞与もしっかりと確認しましょう。
目に見える月給だけに着目してしまうと、住宅手当や扶養手当など福利厚生の手当てが減ってしまい、実際に年収にすると減ってしまったという落とし穴もあります。
また、年俸制で提示された金額を見ると上がったように見えても、賞与の規定をもとに割り込んでいくと、前職と月給は変わらなかったということもあるので注意しましょう。
まとめ
40代女性が平均年収以上の収入を得るためにはどうすれば良いのか、年収アップを目指して転職する際の注意すべきポイントなど紹介しました。
40代女性の平均年収は、自分の年収に比べて低かったでしょうか？高かったでしょうか？少しでも年収アップしたいと考えている方は、早めに行動することが大切です。
ただし、慌てて妥協して転職してしまっては転職失敗となってしてしまいます。40代の転職は焦らずしっかりと見極めた上で選択しましょう。
また、今後のキャリアに悩んでいるという方は、一人で抱えこまずにキャリチェンへぜひご相談くださいね。キャリチェンのキャリアコンサルタントが親身になってあなたの今度のキャリアプランを一緒に考えます。
