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就活ノートを作るべき理由とメリットとは?作り方のポイントも解説!

就活ノートとは一体何?と思う方もいるのではないでしょうか。就活ノートとは、就活で内定を勝ち取るために大切なツールであり、企業の情報を集約したり、自己分析を行うためのものです。

なんと、早期に内定を獲得した人の約8割が「就活ノート」を作成しているといわれているようです。今記事では、就活ノートのまとめ方や内容、注意点など紹介します。

目次

就活ノートとは?作るべき理由とそのメリット

就活ノートは、大学3年生の7月頃から作成開始するのが一般的となっています。新卒の就職活動に限らず、転職活動を行う際にも作成していることが多い就活ノート。今章では、就活ノートを作るべき理由とそのメリットなど紹介します。

自己分析に役立つ

就活ノートを作成することで自己分析に役立ちます。就活ノートでは、学生時代や社会人時代に自分が打ち込んだことを深掘りし、細かく自問自答して書き込みます。自分の過去を深掘りし紙に文字として書き出すことで、自分の特徴を知ることができるのです。

ここで気づいた自己分析について、面接で話す必要はありません。誰かに見せるために繕った自己分析をするのではなく、自分自身が把握するために必要な作業なので、嘘偽りなく記入することが大切です。

企業研究に役立つ

就活ノートを作ることで情報の整理ができ、企業研究にも役立ちます。企業理念や新事業、売上・利益の推移、主力商品、過去のヒット商品、ライバル企業の商品、新商品など、会社説明会で聞いた細かい詳細を就活ノートにまとめましょう。

様々な企業ごとに情報をまとめることで、同業界の中での企業ごとの違いや特徴にも気づくことができます。ノートをまとめる際には、情報だけでなく企業に対して自分の感じた「いい点」や「悪い点」なども書き留めておきましょう。

今後のプラン設計に役立つ

会社説明会は、現場の社員の方と話せる貴重な機会です。企業の今後の事業計画についても質問して就活ノートに記入しましょう。

会社が今後どんな方向に進んでいくのか、その事業計画によって自分の将来像も変わってきます。将来のプラン設計を立てるためにも、とても大切なポイントです。

POINT

就活ノートを作成することで自己分析や企業研究ができ、自分の将来設計にも役立つ。

就活ノートのおすすめの作り方の具体例とそのポイント

それでは、就活ノートの作り方やポイントを紹介します。就活ノートでは、企業情報と自己分析、内定までのスケジュールなど、カテゴリー別に作成しましょう。

企業情報メイン

企業情報を記入する際は、主に以下の詳細をテンプレートとして利用し、記入しましょう。

1.企業名

2.業界

3.事業内容

4.代表者

5.歴史

6.経営理念・社訓

7.労働条件(基本給、年間休暇など)

8.本社所在地

9.支店・営業所所在地

10.連絡先

その他に、福利厚生や他の企業と比較したいことなども記入しておきましょう。面接前に確認しやすいように、企業ごとに見開きページにまとめるのがおすすめです。

また、会社説明会で聞き得た具体的な内容や、質問内容に対しての社員の回答も書いておくと良いでしょう。のちにエントリーシートを作成する際にも役立ちます。

自己分析メイン

学生時代に自分が打ち込んだことを深掘りして書き込んでみましょう。例えば、学生時代はバイトに励んでいたとします。その場合、「なぜバイトを始めたのか」「バイトに打ち込んだ理由」「そのバイトで得られた経験や学び」「その中で大変だったこと」「その困難をどうやって乗り越えたのか」「バイトに打ち込んだことで、今の自分にどんな影響を与えたのか」といった具合に、徹底的に深掘りするのです。

この工程を、中学生から大学生までの期間すべてを記入します。こうすることで自己分析ができます。また、自分の強みに関するキーワードを、生活する中で思いつくたびに書き込んでいきましょう。その中でも何度も出てきたキーワードが「自分の強み」です。これを知ることで、面接で自己アピールがしやすくなります。

スケジュールメイン

就活のスケジュールも、以下の内容をすべて記入しておきます。

1.インターンシップの日程や内容

2.会社説明会・企業セミナーの日程

3.エントリーシートの提出期限

4.Webテストの筆記試験の日程

5.面接試験の日程

6.内定予定日

スケジュールは企業ごとに異なります。就活ノートに書いておくことで、事前準備が必要な面接の前に他の予定を入れないようにしたり、ダブルブッキングを防ぐことができるでしょう。

就活ノートを作る時におすすめのツール

それでは、いざ就活ノートを作る時におすすめの「ツール」を紹介します。

メモ帳を使う

就活ノートを作る際には、持ち運びやすさも大きなポイント。そのため、小さなメモ帳を使うという方がとても多いようです。しかし、あまりにも小さいと書きにくくなってしまうのため、A5サイズ程度のノートがおすすめです。

説明会で立った状態でメモをすることもあるため、表紙の固いノートが良いでしょう。また、ノートの種類はルーズリーフがおすすめです。ルーズリーフならノートがいっぱいになる心配もなく、好きにページを並べ替えることができます。

選考日時の近い順」「優先度の高い順」といったように並べ替えられ、自由度が上がるでしょう。また、面接の日に必要な企業のページだけを持ち歩くことも可能です。ノートなら100均や無印良品で気軽に手に入れることができるので、コスパ面でもおすすめです。

アプリを使う

次に、タブレット端末のアプリを使う方法です。様々なノートアプリがあり、分野ごとのファイル管理がスムーズです。ノートだと書き直しができずきれいに書くことが難しいですが、端末なら何度も書き直しが可能です。また、検索機能を使ってすぐに自分の探したい情報を探し出すこともできるのがメリット。

ただし、就活ノートとしてタブレット端末を使っている方はまだ少ないため、自分なりの使い方を模索する必要があるでしょう。

就活ノートを作る時の注意点

最後に、就活ノートを作る時の注意点を紹介します。

綺麗にまとめようとしすぎない

フォーマット通り、きれいにまとめようとしすぎるのは禁物です。記入事項はたくさんあり、企業ごとにそのボリュームも異なります。自分の関心具合によっても、書きたい情報量に差が出てくるでしょう。

そのため、すべて同じようにきれいにまとめることは困難です。就活ノートを作る目的は、きれいにまとまった就活ノート作りではなく、「内定を勝ち取ること」です。きれいに書くことを目的にしてしまうと、書いただけで満足してしまう可能性もあるため、注意しましょう。

一冊にまとめる

ノートは一冊にまとめるようにしましょう。企業情報、自己分析、スケジュールと項目ごとにノートを分けたくなってしまうかもしれません。

しかし、ノートが何冊もあると見返すのに時間がかかってしまったり、就活時に持ち歩くことを考えると邪魔になってしまいます。就活ノートは、一冊にまとめて面接前にすぐに見返せるようにしておくのがおすすめです。

まとめ

就活ノートを作るべき理由や作成のメリット、おすすめの作り方の具体例や就活ノートをまとめる際におすすめのツール、作る時の注意点など紹介してきました。

就活ノートは、試験前のノート作りのようにきれいに書いて満足してしまうのではなく、まとめた後の分析がとても大切です。

自分が企業のどんなところに惹かれるのか、どんな点に嫌だと感じるのかといった自己分析や自分の強みの把握、同業の中で企業の比較がしやすくなるなど、就活にとても役立つツールです。

入社してからこんなはずじゃなかった…とならないためにも、しっかりと準備して就活に挑みましょう。