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高卒者の転職の現状と転職を成功させるためのポイント

高卒で一度は正社員として就職したものの、やりたいことではなかったり今の会社にいても将来どうなのか不安になってしまったりと、転職を考えることがあるのではないでしょうか。

しかし、「学歴がないから転職先があるのかな…」「高卒で資格も持っていないし大丈夫かな?」と心配になる方もいるでしょう。

今回は、高卒者の転職の現状や、転職を成功させるためのアピール方法、高卒におすすめの業界や職種など紹介するので参考にしてください。

目次

高卒者の転職の現状とは?

大卒者に比べ、やはり不利になりやすい高卒者の就職。しかし、やり方次第では給料アップを目指すことも可能です。ここでは、高卒者の転職の現状を3つ紹介します。

3年以内に辞めている確率が高い

厚生労働省の調査によると、高卒者の41%弱の人が3年以内に離職していると言われています。大卒者で3年以内に離職している人は32%のため、高卒者の方が離職率が高いことがわかります。

大卒者は4年間の学生期間の間に、自分のやりたいことや就きたい仕事をゆっくり選ぶことが可能です。

しかし、高卒者は高校を卒業してすぐに就職するため、自分のことを知る時間もないまま就職することになります。

そのため、高卒者の方が離職率が高いのは無理もないでしょう。しかし、企業は離職率の高い高卒者は、またすぐに辞めてしまうのではないかと懸念してしまう傾向にあるのです。そのため、高卒の転職は難しいと言われています。

求人が少ないことが多い

高卒の転職が厳しいと言われるもう一つの理由は、高卒者が応募できる求人自体が少ないことがあげられます。

とくに、金融やメーカー・広告業界などの誰もが名を知る大企業はその傾向が強く、応募条件に「大学卒業以上」と記載されていることがほとんど。

そのため、そもそもの求人数自体が少ないことが原因となり、高卒の転職は難しいと言われています。

給料アップを目指せる可能性も高い

高卒の転職が難しい点を2つ紹介しましたが、高卒でもやり方次第では給料アップを目指すことは可能です。高卒でも年収アップを目指して転職するには、学歴よりも社会人経験を重視してくれるような企業への転職がおすすめ。

例えば、IT業界のエンジニア職であれば、学歴よりもスキルを重視しています。その分野にどれだけ精通しているかが重要と考えているため、学歴がないからと悲観する必要はないでしょう。

高卒が正社員への転職を成功させるためにアピールすべきこと

それでは、高卒が転職を成功させるためにアピールすべきことを4つ紹介します。

ポジティブな転職理由をアピールする

転職の採用面接では、前職の退職理由を聞かれることがほとんどです。その際、退職理由はポジティブな内容を伝えましょう。

「以前から興味があり挑戦したい」や「前職の経験を活かし、さらに自分を成長させることができる場所に身を置きたい」のような理由であれば良いイメージを与えることが可能です。

反対に、「上司とソリが合わなかった」「職場のメンバーと揉めてしまった」などといったネガティブな理由を伝えるのはやめましょう。

こういった理由を聞いた採用担当者は、「自社に入社してもまた人間関係が悪くなるとすぐに辞めてしまうのでは」と考えるため、悪い印象を与えてしまいます。

社会人経験をアピールする

大卒に比べ、早くから社会人経験をしてきた高卒者は、社会人経験の長さが大きな武器となります。社会人になってから身につけてきたスキルは、大学を卒業したての新社会人に比べて圧倒的な経験力を持っているはずです。

大卒もたくさん応募してくるようなライバルの多い企業では、面接の際に大卒よりも自分の方が経験豊富だという点をアピールすることが大切です。とくに、応募企業に活かせるスキルや経験を実務として積んできている場合には、それらを強く伝えましょう。

やる気をアピールする

高卒で未経験職種へ転職する場合には、やる気をアピールしましょう。やる気と言っても、単に「やる気があります」と伝えるだけでは採用担当者の心に響きません。

「生活の役に立つ商品を開発して社会貢献がしたい」といったように具体的な目標を掲げて伝えると良いでしょう。

また、その際企業がどんな人材を求めているのかしっかりと企業研究を行い、その人材ニーズにマッチした目標を伝えるのがおすすめです。

人柄をアピールする

高卒の転職に限りませんが、20代前半の若者の転職は人柄のアピールを行いましょう。20代前半に対しては、将来性に期待する「ポテンシャル採用」を行っている企業が多く存在します。まだスキルや経験は未熟でも、将来的に自社で活躍してくれそうだなと感じれば、教育コストをかけて育てようと考えているのです。

そのため、向上心や行動力があること、人とのコミュニケーション能力があることなど、自分の内面に良さを積極的にアピールましょう。

POINT

高卒の転職では、大卒者に比べ社会人経験の豊富さをアピールし、転職理由はポジティブな理由を伝えましょう。また、20代前半はポテンシャルを重視してくれる企業も多いため、人柄ややる気などの部分で勝負しましょう。

高卒者におすすめの転職先は?業界や職種について

最後に、高卒者の転職におすすめの業界や職種を紹介します。

IT業界

IT業界は、求人の応募条件に「高卒以上」と記載されていることが多く、学歴よりもスキルを重視する傾向にあります。ITエンジニアは深刻な人手不足に陥っているため、喉から手が出るほどどこの企業も欲しがっている人材です。

そのため、プログラミングスキルを身に付ければ、学歴を気にせず転職しやすい状況にあります。また、能力次第で給料がアップする実力主義な企業が多いため、技術を磨けば年収アップも期待できるでしょう。

また、webデザイナーやエンジニアはリモートワークのしやすい職種であり、好きな場所で働けることもメリットの一つ。さらに技術力があれば、独立してフリーランスとして活躍することもできるため、働き方の自由度も増します。

建築業界

建築業界では、現場管理者や施工管理者以外にも事務職などさまざまな求人を募集しています。若手が少なくなっている上、人材不足が顕著になっている建築業界では、学歴はあまり重視されず積極的に高卒者の採用を行っています。

次世代のリーダーを育成したいと考えているため、施工管理職になれる可能性も高く、高い年収を得ることも可能です。新築物件の建築や老朽化の修繕など、尽きることがないため、安定した業界と言えるでしょう。

飲食業界

飲食業界は高卒出身者が多いため、高卒が転職しやすい業界でしょう。また、慢性的な人手不足のため、求人数も多いことが特徴です。ただし、飲食業界はブラック企業も多く、長時間労働になりやすいことがあげられます。

応募する際には、しっかり企業の内情を調査するのが良いでしょう。必須ではありませんが、調理師免許を取得しておくと面接で有利になる可能性が高くなります。

運輸業界、製造業界

タクシー運転手やバスなどのドライバー職や大手鉄道会社なども、高卒の中途採用を行っています。ドライバー職は都心や地方問わず、様々な地域で必要とされている仕事のため、需要の高い仕事です。

また、以前とは違い、人材確保のため福利厚生に力を入れている企業も多くなっているのもポイント。普通免許しか持っていなくても、入社してから取得させてくれる企業もあります。

また、ドライバー職は高卒者が高収入を狙いやすい職種の一つです。その他、製造業も高卒者の採用を積極的に行っている業界です。

製造業は体を動かす仕事が好きな方やもの作りに興味がある人におすすめです。

また、製造業は定時で帰れることが魅力の一つ。年末年始や夏休み、GWと大型連休はしっかりと休むことが可能です。

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まとめ

高卒者の転職の現状や、転職を成功させるためのアピール方法、高卒におすすめの業界や職種など紹介しました。

高卒の転職は大卒に比べるとやはり求人が少ないため、応募できる数自体が減ってしまいまうのが現状。

さらに、大卒がライバルとなってしまうと不利になる可能性もあるでしょう。しかし、学歴よりもスキルを重視する企業はたくさんあります。

企業研究や自己分析を行うなど、しっかりと取り組めば高卒の転職はそこまで難しいものではありません。

また、転職は自分でサイトから応募するよりも、転職エージェントを活用するのがおすすめです。

転職エージェントなら、前職の経験からあなたの強みを引き出したり、履歴書や職務経歴書の作成サポートをしてくれるなど、全面的にサポートしてくれます。

転職に悩んでいる方は、ぜひキャリチェンにご相談くださいね。