「転職活動を始めたけれど、ハローワークを利用して転職活動をするのはどうなの?」
「ハローワークで転職活動するメリットは?」と迷っていませんか?
本記事では、転職活動でハローワークを利用するメリットと転職エージェントとの違い、利用する際の注意を紹介します。ハローワークを利用して転職活動を始めたい方、ハローワークが気になっている方必見です。
目次
ハローワークで転職するメリットとは?
ここからは、ハローワークで転職先の求人を見つけるメリットについてお伝えします。ハローワークと民間の転職サービスとの違いをチェックして、自分に合う方法で転職活動を進めましょう。
求人数が多い
ハローワークは求人数が多いという特徴があります。そのため、これまでは気にかけなかったような業界の求人でも目に留まり「やってみたい」と興味が湧くかもしれません。
ハローワークに求人数が多い理由は、企業側はハローワークへの求人の掲載が無料であり、企業側としても利用しやすいというメリットがあるからです。通常転職エージェントでは、企業側が求人を掲載する場合は掲載料がかかります。
しかしハローワークは無料で掲載ができます。求人サイトでは掲載をしていない企業でも「無料なら掲載しておこう」と掲載していることが多いため、必然的に求人数が豊富になるのです。
地元求人に強い
ハローワークでは、地元の企業と連結して求人を紹介しています。そのため、ハローワークは地元に根ざした求人が豊富で、居住地の近くの求人を探したいという方には非常におすすめです。
というのも、職業安定法によって「公共職業安定所は求職者に対しできる限り就職の際に住居の変更を必要としない職業を紹介する」と定められていることから、地元の求人に強いという魅力があります。
もちろん地元に限らず、県外の求人も応募可能です。県外の求人も扱っており、紹介状を発行してもらうこともできます。
未経験でも応募できる求人が豊富
ハローワークはそもそも求人数が多い分、未経験でも応募できる求人が豊富にあります。未経験でも挑戦してみたいと思える職種があれば、応募しやすいのも嬉しいポイントですね。
再就職手当がもらえる
再就職手当てとは、失業保険の給付を受けている期間中に再就職が決まった場合、一定の条件を満たせばまとまった金額が支給されるものです。ハローワークで手続きをすることで受け取ることができます。
無料で相談に乗ってもらえる
ハローワークでは無料で転職相談に乗ってもらえます。ハローワークは国の機関であり、公的機関に当たるため、無料で相談を受けることができるのです。
職業訓練を受講できる
ハローワークに相談後、転職活動で役立つ 職業訓練を無料で受講できます。これは働きたい人であれば誰でも受講可能で、3ヶ月から6ヶ月程度の訓練を受講できます。
やりたい仕事はあるけれど、スキルや経験がないという方におすすめです。窓口で手続きを行えば誰でも受講できるためハローワークを利用する際はおすすめです。
転職活動のアドバイスをしてもらえる
ハローワークでは、履歴書や職務経歴書、面接の方法など、転職活動に必要な知識やそのやり方を教えてもらえます。履歴書や職務経歴書などの添削もしています。
ハローワークで求人を探す際の流れ
ハローワークでの大まかな流れは以下の通りです。
①ハローワークの受付で手続きを行い、ハローワークカードを受け取る
②検索機で求人検索をする
③相談員に相談をする
④求人に応募する
詳しくはこちらの記事に詳しく記載しているので読んでみてくださいね。
ハローワークで求人を探す際の注意点
ハローワークで求人を探す際の注意点をお伝えします。
ブラック企業が多い
ハローワークに掲載されている求人が全てではありませんが、掲載されている求人にはブラック企業も多く掲載されています。この理由は、ハローワークの求人数が多いことが理由です。求人数が多いことでその分ブラック企業の数も多くなるという意味です。
また、ハローワーク側は法律的にアウトな企業でない場合以外は、掲載を断ることはできません。労働基準法ギリギリのブラック企業であったとしても、掲載可能であるため、ブラック企業の確率が高まってしまうのです。
ブラック企業は社員の入れ替わりが激しく、入社してもすぐにやめてしまうため、すぐに代わりの社員を見つけなければいけません。
通常民間の転職エージェントに掲載する場合、期間に応じて掲載料がかかりますが、ハローワークの場合は無料であるため、期間を気にせず掲載ができるのです。
通常長く掲載すればするほど料金がかかるため、企業側としてはできるだけ掲載の期間を短くしたいところ。
常に同じ求人が出ているということは、入社後すぐに退職してしまう人が多い可能性があります。
従業員が定着しない企業では、使えないと切り捨てることも多いため、掲載料がかからないハローワークで求人を出していることが多いのです。
さらに、求人掲載の審査が厳しくないため、基本的に誰でも求人の募集ができます。審査が厳しくないということは、ブラック企業が掲載されている確率が高いということです。
また、ハローワークは企業の悪い点を教えてくれない
自分から探しに行かないといけない
ハローワークで求人を探す際は、設置してある検索機で求人を検索し、自分に合う企業を見つける必要があります。やりたい仕事が決まっている場合はいいですが、やりたい仕事が決まっていない場合はどのようにしたらいいか迷ってしまうかもしれません。
職員によって対応が異なる
ハローワークは相談に乗ってくれる職員の指名はできません。また、職員によって対応が異なるため、親身に相談に乗ってくれる人もいれば、失業で不安になっている時に厳しい言葉を投げかけてくる人もいます。
年齢もベテランの方から若手まで、幅広い上、得意な業界や業種によって得意な分野が異なる場合もあります。
対応の丁寧さにも違いがあるため、「前の相談員は親身に話を聞いてくれたのに、今日の相談員は対応が雑だった」のような場合も。どの職員にあたるかによって、転職活動のしやすさが異なるでしょう。
ハローワークでは、事務的に仕事をこなす人や、昔の価値観に縛られている人、今の時代に合わない転職方法を押し付けてくる人などもいるため、不満を感じることもあるかもしれません。
地域や営業所によっても雰囲気や対応が異なるようです。もし合わないと感じたら他の営業所に足を伸ばしてみるのもいいでしょう。
企業レベルにばらつきがある
ハローワークには多くの求人が掲載されていることもあり、企業レベルにばらつきがあります。従業員数10人以下の企業や零細企業の求人も混ざっています。
ハローワークの職員も求人の全てを把握しているわけではないため、自分で良し悪しを判断しなければなりません。
ハローワークと転職エージェントとの違いは何?
ここからは、ハローワークと転職エージェントとの違いについてお伝えします。自分にどちらが合っているのかの参考にしてくださいね。
・求人の数
・採用までのサポートの有無
・サポートの手厚さ
エージェントの方と話していく中であなたの魅力を企業側に伝えてくれます。あなたが面接で伝えきれないあなたの魅力や長所を伝えてくれます。
また、転職のプロと話す中で自分を客観的に見直すことができるというメリットもあります。
ハローワークが向いている人:自分で転職活動を進められる、地元の求人を探している
転職エージェントが向いている人:採用まで手厚いサポートを受けたい、質の高い求人を求めている
まとめ
本記事では、転職でハローワークを利用するメリットや注意点、転職エージェントとの違いを解説しました。
転職活動を行う際は是非転職のプロであるキャリチェンにご相談ください。キャリチェンはあなたの悩みを解消できる転職活動のやり方をご紹介します。是非お気軽にご相談くださいね。