「事務職の仕事が気になるけれど、企業にいい印象を残す志望動機の作成方法がわからない」
「事務職の志望動機を書く際のポイントを知りたい」「具体例を知りたい」など、事務職を目指すにあたって志望動機の書き方は気になるところでしょう。
本記事では、事務職の志望動機を書く際のポイントとその例文を未経験者と経験者に分けて紹介します。事務職の志望動機の書き方がわからないとお悩みの方必見です。
目次
事務職の志望動機を書く際のポイント
ここからは、事務職の志望動機を書く際のポイントをお伝えします。
企業が求める人物像を理解しておく
企業が求める人物像を理解しておきましょう。企業が求める人物像に一致していることが重要です。
自分の能力や経験をアピールできたとしても、企業が求める人物像に合致していなければ採用されにくいです。
企業研究、業界研究をして求められる人物像を明らかにしましょう。そしてどんな人が働いているのか、どんな社風の会社なのか調べ、自分のどの長所を生かすことができるかを考えましょう。
自分の持っているスキルや経験と応募企業のニーズが合致しているかを考えることが大切です。
求人を読み込んで求められているスキルや経験、個性や資質を把握し、志望動機を説得力の高いものにしましょう。
その企業を選んだ理由を明確にする
事務職は企業に必要不可欠な職種であり、どの企業にも存在しています。
「事務職であればどの企業でも構わない」という姿勢で望んでいては、採用される可能性は低くなってしまいます。「事務職を選んだ理由」に加えて、「その企業を選んだ理由」を明確にしましょう。
他の企業の事務職の求人情報と比較して、他の企業との違いやその企業でしかできないことを明確にすれば、より説得力の高い志望動機になります。
企業研究を通して、他の企業との違いや企業の魅力を発見することで、企業の特徴をより理解できると言えます。
待遇や給料を志望動機に含めない
志望動機は、事業内容、仕事内容に関連したものでなければいけません。「事務職は定時あがりしやすいから」「デスクワークの仕事がいいいから」「待遇がいいから」のように、待遇や給料に関することを志望動機に含めるのは避けましょう。
就職を考える際に待遇や給料は非常に大切なポイントですが、志望動機に待遇や給料を含めるのは避けましょう。待遇や給料について聞きたい場合は面接時の質問で聞くようにしてくださいね。
事務職の志望動機を書く際にアピールしたいポイント
ここからは、事務職の志望動機を書く際にアピールしたいポイントを解説します。志望動機を書く前にポイントを押さえて、よりよい志望動機に仕上げましょう。
コミュニケーション能力が高いこと
事務職には高いコミュニケーション能力が求められます。事務職は社内外問わず多くの人とコミュニケーションをかわし、事務処理をするスキルが求められるからです。
コミュニケーション能力はどんな仕事にも使える汎用性の高い能力かつ、事務職の経験がなくても、アピールできるポイントです。
ただ、コミュニケーション能力は具体化、視覚化しにくい能力であるため、具体的なエピソードや実績と共に伝えましょう。
事務職に必要なスキルを持っていること
事務職という職種に魅力を感じていることを伝えましょう。
事務職に必要な素質は、
・広くいろいろな仕事を同時にこなせる
・頼まれた仕事は最後まで責任感を持ってしっかりやり遂げられる
・どんな仕事も臨機応変にこなせる
・真面目にコツコツと仕事をこなせる
・報連相がきっちりできて、円滑に情報共有ができる
・自分が何をすればいいか自分から見つけられる
これらの性格を持っている人が向いています。上記のスキルの中で持っているスキルがあれば、特筆しましょう。
自分のライフスタイルに合っていること
企業としては勤務時間を守れる人を採用したいです。「○時〜○時」と募集要項に明記されている場合、その時間に勤務できる理由を伝えましょう。
好きな会社であること
事務職を募集している企業は多いため、企業側からすると、「事務職であればどの会社でもいいのだろう」と思われてしまう可能性があります。
企業側としては、入社してすぐの退職を避けるために、できるだけ入社意識の高い人を採用したいと考えています。
「なぜその企業を選んだのか」「他の企業ではなくその企業に入社したい理由」そして「具体的にその企業のどこが好きなのか」をしっかりと明記するようにしましょう。
事務職経験者と未経験者はどのように変えるべき？
事務職経験者は経験を中心に話す
事務職経験者は、事務職の経験を中心に話しましょう。電話やメール対応、来客対応の経験や身につけたビジネスマナーやパソコンスキルをアピールするようにしましょう。
事務職以外の他の職種を経験したことがある場合は、その経験の中で事務職として必要なスキルや経験をアピールしましょう。事務職として活躍した経験と具体的なエピソードを添えると説得力が増します。
事務職未経験者は求められるスキルに関するエピソードを話す
事務職未経験者は、事務職としての経験はなくても、これまで身につけたスキルや経験の中から事務職として必要なスキルや経験を書くようにしましょう。
コミュニケーションを工夫したことで仕事が円滑に進んだ経験や、パソコンスキルを使って業務が向上した経験を具体的に記載するといいでしょう。
事務職の志望動機の例文
事務職といってもその種類は様々で、職種によって志望動機の書き方は異なります。ここからは、事務職の志望動機の例文を未経験者、経験者に分けて紹介していきます。
一般事務
一般事務は書類作成、ファイリング・整理、データ入力、電話対応、来客対応、郵便物の発送・仕分けなど、幅広い業務を行い、社内の業務を円滑に進める役割があります。基本的にサポート業務かつ、コツコツと仕事を続けられる人が向いているため、それを志望動機に含めましょう。
未経験の場合
大学卒業後、百貨店に就職し、販売職として5年間働いていました。販売職ではお客様との直接のやりとりだけではなく、店舗の売り上げの管理も任されており、エクセルで売り上げを管理していた経験があります。販売職で培った高いコミュニケーション能力を生かして、事務職として活躍していきたいです。
経験者の場合
私はこれまで3年間、IT企業の一般事務を担当していました。常に業務の効率化を目指し、WordやExcelの効率化はもちろん、職場全体が明るくなるようなコミュニケーションを意識していました。
これまではIT企業で一般事務を行っていましたが、より身近な商品を扱うメーカー企業で製品に思い入れを持って働きたいと思い、志望致しました。
経理事務
経理事務は企業の経理業務をサポートする仕事です。見積書作成、請求書作成、支払伝票作成、経費精算、データ入力などを行います。
お金に関わる仕事であるため、非常に重要で高い専門性が求められます。ミスなくスピード感を持って仕事ができる点をアピールする必要があります。
未経験の場合
現職ではメーカー企業の営業職としてルート営業を担当しています。顧客情報の管理や売り上げの管理を行っている中で、経理事務に興味を持つようになりました。ルート営業を行う中で身につけた顧客と高い信頼関係を築くスキルを生かせるようにしていきたいです。
貴社は生活に不可欠な商品を販売しているメーカー企業であり、それを魅力に感じています。
経験者の場合
現職では、経理事務として領収書整理や経費精算、データ入力、請求書の作成や管理を担当しています。企業の会計や財務に強い興味があり、数字に強い特性を活かしたいため経理事務を志望しています。
身につけた知識と経験をもとに、より広い分野の仕事に携わりたいと考え、御社の求人に応募させていただきました。
まとめ
企業にアピールできる志望動機を考えるのは難しく感じますが、自分のこれまでの経験で得たスキルや経験、その他長所をアピールすることと、その企業を選んだ理由を明確にすることで、いい志望動機を作成することができます。
とは言っても「志望動機の作り方がわからない」「自分のスキルや経験をうまくアピールできない」などお悩みの場合は是非キャリチェンにご相談ください。
キャリチェンは志望動機を始め、自己PRやその他履歴書や職務経歴書の書き方まで、転職活動に関わることをサポート致します。是非お気軽にご相談くださいね。
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