「公務員からの転職は難しい?」「公務員から転職する時の業種や転職先のおすすめは?」
このような疑問を解消していきます。
- 公務員から民間企業へ転職するのは難しいは「ウソ」
- 公務員からの転職は「キャリアアップ」の選択肢が広がる
- おすすめの業種は「IT業界・営業系・不動産系」
- 働きながら一人で転職先を探すのは難しい
- 転職エージェントを複数利用するのがポイント
公務員からの転職で難しいはウソ
「公務員は民間企業へ転職するのが難しい」と言われていますが、実はそうではありません。
ポイントを押さえれば、公務員でも転職は十分可能です。
ここではまず、公務員でも転職が可能な理由と転職前にやることを確認します。
- 公務員の経歴が転職を難しくしているのではない
- 「異業種への転職」が困難の原因だが、年々増えている
- 転職の目的や最低限必要な給与を明らかにしておくこと
- アピールポイントをまとめるには「転職エージェントの利用」がおすすめ
公務員という経歴が問題なのではなく、「異業種への転職」が問題なのです。
公務員からの転職は可能
公務員は「決まった仕事を日々こなしている」、「時間に追われていない」といった印象で転職が難しそうなイメージがありますが、決してそんなことはありません。
そもそも公務員は、倍率の高い公務員試験に合格した能力の高い人が多い業種です。
また、決まった仕事をしていて意欲がないといった見方は偏見で、本当にそうかは個人によります。
そして公務員からの転職で本当に問題になるのは、「異業種への転職」という点です。
公務員として働いた仕事が他の業種で活かせることは少ないのが現状で、転職する場合には「全く違った業種(異業種)で働く」と考えたほうがいいでしょう。
「異業種への転職は年々増えており、転職は難しくはない」ということです。
これらのことから、「公務員の転職が難しい」はウソだということが分かります。
公務員から転職する前にやること
公務員から転職する前にはやっておくべきことがあり、それは次の通りです。
- 転職の目的を明確にする
- 最低給与額を把握する
- 自分のアピールポイントを整理する
それぞれ大事なことなので、事前にしっかりと行っておきましょう。
転職の目的を明確にする
まずは、「転職の目的を明確にする」ことが必要です。
例えば、現状に不満があるのであれば、転職で解決できるのかも含めて改めて考えてみましょう。
また、頑張った分だけ認められたいと考えるのであれば、その傾向がある業種や職種もリストアップしてみましょう。
転職の目的が明確になると今後の道筋が分かり、結果的に転職を成功しやすくなります。
最低給与額を把握する
次に、「最低給与額を把握する」ことも必要です。
公務員から民間に転職した場合、多くのケースで給与は下がってしまいます。
しかし一方で、「生活するには最低限いくら必要」という額も決まっているでしょう。
月にかかる家賃や光熱費、スマホ代などを合計し、今後生活していくために必要な給与額を抑えておくと、転職失敗を未然に防ぐことができます。
自分のアピールポイントを整理する
そして、「自分のアピールポイントを整理する」ことも必須です。
転職は「自分を売り込む」必要があり、そのためには「自分が採用されたら企業にどんなメリットがあるのか?」が説明できなければならないからです。
例えば「パソコンを使った事務作業が得意」、「体力に自信がある」、「〇〇のスキルや資格がある」など、なんでもいいのでできることや得意なことをリストアップしてみましょう。
ただ、公務員の仕事は民間企業と異なることが多いため、「アピールポイントをまとめるのが難しい」といった転職経験者の声が聞かれます。
そこで、この点で悩んだ場合には、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントは「希望に沿った求人の紹介」を無料でしてくれるサービスですが、履歴書の書き方サポートや模擬面接の実施など、求職者を様々な面でサポートしてくれます。
アピールポイントの整理もその一つで、自分でも気づかなかった効果的なアピールの仕方をアドバイスしてくれます。
まずは、転職サイトに登録して求人を見ることからおすすめします。
公務員から転職するメリット
次に公務員から民間企業に転職するメリットを確認してみましょう。
- 今よりも給与が上がる可能性がある
- 副業ができる
- キャリアアップの選択肢が広がる
民間企業への転職は、思った以上にメリットがあるんだね。
メリット1.給与が上がる可能性
公務員から民間企業に転職した場合、転職直後は給与が下がりがちですが、民間企業は基本的に能力・成果主義なので、長い目で見ると「給与が上がる可能性」があります。
例えば、営業職で高い営業成績を残す、IT系の専門職で変えのきかない人材になる、などが考えられます。
また、公務員と違って年功序列ではないので、年齢問わず能力や成果が正しく評価されるのも魅力的です。
もし、「たくさんの仕事を効率的にこなしているのに、仕事をしていない人の方が給与が高い」と不満があるのなら、民間企業への転職は選択肢の一つでしょう。
メリット2.副業ができる
民間企業に転職すると、公務員よりも副業がしやすいのもメリットの一つです。
公務員は原則として「副業禁止」で、一部副業OKの自治体なども出てきていますが、まだまだ普及していません。
対して民間企業は「副業OK」のところが多いので、収入増を見込んだり、さらなるスキルアップを目指したりすることができます。
ただし民間企業でも就業規則で「副業禁止」と定めているところもありますので、この点は転職前にしっかりと確認しておきましょう。
メリット3.キャリアアップの選択肢が広がる
民間企業へ転職すると、企業の利益に貢献するため様々な仕事を与えられキャリアアップが図れます。
公務員の場合でも異動によって様々な仕事ができるようにはなりますが、能力・成果による評価ではないため、給与や待遇に反映されないのがつらいところです。
一方で民間企業では、転職後に得たスキルをもとに新しい分野に挑戦したり、スキルをさらに磨いたりすることで、キャリアアップの選択肢もどんどんと広がっていきます。
そして給与のアップが見込め、場合によっては独立しフリーランスとして活躍することもできるので、選択肢の幅は民間企業で働く方が断然広いのです。
転職サイトを見るだけでもキャリアアップの選択肢は広がります。
公務員から転職するデメリット
対して、公務員から民間企業に転職した際のデメリットも確認します。
- 転職先で活かせるスキルが必要な場合も
- 年功序列での給与アップが難しいことも
- 転勤や出張があることも
転職によるデメリットも、事前に把握しておくと対処できますよ。
デメリット1.転職先で活かせるスキルが必要な場合も
公務員から民間企業に転職する際、活かせるスキルがないと転職が成功しづらく、転職しても給与が低かったり待遇が悪かったりしてしまう可能性があります。
採用担当者が特に気にするのは、「企業にどのくらい貢献してくれそうか?」です。
そして、企業への貢献度は「スキルの高さ」によって左右されます。
例えば、替えのききにくい他の人があまり持っていないスキルを持っていれば、採用される可能性は高いでしょう。
また、一般的なスキルでもレベルが高いものであればやはり重宝されます。
しかし公務員の仕事をしているだけでは、民間企業へ転職しても役立つスキルは身に付けづらいものです。
そこでもし転職したい業種や職種が明確な場合には、あらかじめ必要なスキルを調べ、独学やスクールなどで身に付けておくとよいでしょう。
デメリット2.年功序列での給与アップが難しいことも
公務員の一番のメリットは、「安定して給与がもらえて年々高くなっていくこと」ですが、民間企業の場合は成果主義なのでそうとは限らないのがデメリットです。
また、民間企業は倒産や事業縮小に伴うリストラなど、仕事自体を失うリスクもあります。
民間で働く側にすれば、失業の恐れがなく年を重ねるごとに給与アップが見込める公務員は、うらやましいと思う人は多いのです。
デメリット3.転勤や出張があることも
民間企業は転勤や出張が多いところもあり、デメリットと捉える見方もあります。
例えば遠方への転勤だと家族と一緒に住むのが難しくなる場合があり、海外への転勤もあり得ます。
また、近場への転勤でも回数が多いと体力的・精神的な負担は結構なものです。
出張は公務員でもありますが、業種や職種によっては数が多かったり長期間に渡ったりするケースもあり、負担に感じるかもしれません。
公務員の転職先でおすすめの業種
公務員の転職先でおすすめの業種は、「IT業界」、「営業系」、「不動産系」の3つです。
- 「IT業界」は今後もニーズが多く高収入も見込める
- 「営業系」は耐ストレス性が高く体力のある人におすすめ
- 「不動産系」はインセンティブが大きい
転職先・業種1.IT業界
おすすめの業種の一つ目は、「IT業界」です。
DXが今後もどんどん進んでいくと見込まれる現在、IT業界の人材は専門職なので仕事を失う可能性が低いからです。
また、高いスキルを身に付ければ年収1,000万円を超えるのも夢ではなく、高いやりがいと達成感を味わえます。
そして、スキルの土台はプログラミングスクールなどを利用することで身に付けられ、中には教育訓練給付金制度で最大受講料の70%が支給されるコースもあります。
転職先・業種2.営業系
おすすめの業種の二つ目は、「営業系」です。
営業系のお仕事は、ストレスに強い体力のある人が向いていると言われますが、例えば警察や消防の仕事をしていた公務員の方であれば、日ごろから体を鍛え厳しい職場で働いていたこともあり、転職成功の可能性が高くなります。
営業系のお仕事は、契約が取れたり商品が売れたりすると企業の売り上げにダイレクトに貢献でき、給与にも反映されるので、高い達成感を得ることができます。
転職先・業種3.不動産系
おすすめの業種の三つ目は、「不動産系」です。
不動産系のお仕事は成果報酬型なので、契約を多くとることができれば年収1,000万円越えを目指すこともできます。
また、顧客一人一人の要望や悩みを聞いて、よりよい取引にするにはコミュニケーションスキルが必要ですが、この点は公務員として働いた時の経験を活かすことができます。
なお、不動産系のお仕事に転職を考える場合には、「宅地建物取引士」の資格を取っておくと転職先の幅を広げられるのでお勧めです。
上記でご説明した転職先や業種は、転職サイトで探すことができます。
公務員の転職から給与は上がりやすい?
公務員からの転職は、給与が上がりやすいのでしょうか?
ここでは、どうすれば手っ取り早く給与を上げられるかを見てみます。
- インセンティブがある転職先を探す
- 数字に比例する転職業界を選ぶ
出来るだけ早い時期に給与を上げたい場合には、この2つのポイントを押さえましょう。
インセンティブがある転職先を探す
公務員から民間企業への転職で下がってしまいがちな給与を高める一番早い方法は、「インセンティブがある転職先を探す」ことです。
インセンティブとは直訳すると「報奨」のことで、仕事の成果に応じて給与が増えたり、旅行券やチケットをもらえたりする制度のことです。
例えば金銭的インセンティブだと、営業職での1契約締結当り○○円、販売業での1商品販売当り△△円といったものになります。
この制度は公務員では見られない、民間企業独自のもので成果主義の象徴とも言え、やる気や達成感にもつながります。
成果を出せば出すほど高い給与が見込めるため、高収入を目指すことを転職の動機として挙げるのであれば、インセンティブ制度がある転職先を探しましょう。
数字に比例する転職業界を選ぶ
民間企業への転職で高収入を目指すのであれば、「数字に比例する転職業界を選ぶ」ことも大事なポイントです。
例えば不動産業界は1つの取引で動く金額が大きく、成果報酬型の給与体系を取り入れている企業が多いので、個人や企業の成績が給与にも反映されやすくなっています。
また、IT系や広告系も同様に1取引あたりの金額が大きく、高収入が得られやすい業種です。
なお、例えば販売業は一般的に商品単価が低い傾向にあるので、転職後からすぐに高い給与を貰えることにはつながりづらいでしょう。
このように、数字に比例する転職業界を選ぶのも、転職後速やかに高い年収を得られるポイントになります。
公務員からの転職で活用できるポイント
公務員からの転職で悩むのが、「アピールポイントの整理」ですよね。
ここでは、活用できるアピールポイントをいくつか紹介します。
- 頭脳系公務員は「説明能力」や「調整力」
- 体力系公務員は「ストレス耐性」や「体力・持久力」
- 国家公務員は「事務処理能力」や試験への強さ」
改めてみると思ったよりもアピールできることがあるんだね。
頭脳系の公務員
頭脳系のお仕事をしている公務員の方は、「物事を分かりやすく説明できる能力が高い」傾向にあるので、アピールポイントになり得ます。
公務員の日々の仕事の中で、住民の方が分かってもらえるように説明する場面はたくさんあるでしょう。そのため、説明のスキルは十分持っている可能性があります。
例えば、営業や不動産系のお仕事では、紹介する商品や物件のどこがいいのか、どんなメリットがあるのかを相手にしっかりと伝えることができるかどうかがとても大事で、成績にも大きく営業します。
また、「関係者間の調整能力も高い」傾向にあるでしょう。公務員のお仕事ではたくさんの部署や企業などと調整しながら進める仕事が多かったのではないでしょうか?
民間企業でも調整能力の堅い人は重宝され、認められやすくなっていますので、活かせるスキルの一つです。
これまでに仕事の中で行った、関係者間の調整でうまくいったことをアピールすれば、採用される可能性が高くなります。
体力系の公務員
消防や警察などの体力系の公務員の場合には、ストレス耐性や持久力の高さ、力の強さなどがアピールポイントになります。
例えば営業系のお仕事は、前述のようにマッチしやすい業種で、成績によっては高い給与も見込めます。
また、警備系のお仕事でも、体力の高さや力の強さは魅力的です。
国家公務員
国家公務員の方は、高難易度の試験に合格した「基礎能力の高さ」があるので、「高い事務処理能力」がアピールポイントになり得ます。
理解力や処理能力が高い人は仕事が早く、頭の回転も速いので、効率よく仕事ができます。「段取り力の高さ」という面でアピールしていくのもよいでしょう。
また、「学習能力の高さ」や「試験への強さ」も魅力的です。
民間企業の場合には仕事の傍ら資格を取るための勉強を課せられることがありますが、この点でもスムーズに合格できるのではないかと期待できます。
就業後にスキルをどんどん身に付けていける自信があると話ができれば、内定をもらえる数は増えるでしょう。
公務員から他の公務員に転職する方法
公務員からの転職先には、民間企業の他に「他の公務員」もあり、警察から市役所職員へ、地方公務員から税務職員へなどが一つの例です。
ここでは、他の公務員へ転職する方法を見てみます。
- 通常採用枠で受験する
- 経験者採用枠で受験する
公務員の中でもたくさんの業種や職種があるので、転職先の候補として考えましょう!
方法1.通常採用枠で受験する
公務員から他の公務員へ転職する方法の一つ目は、「通常の採用枠で受験する」ことです。
定期的な採用試験の他に欠員の補充目的で、臨時に採用試験を行う自治体もあります。
情報収集のアンテナを張り巡らし、希望の業種・職種や地域の募集状況を随時チェックしましょう。
筆記や面接などが行われるため、再度勉強をし直す必要はありますが、どうすれば合格しやすいか?は初めて受験した時よりも分かっているでしょうから、受かりやすいといえます。
方法2.経験者採用枠で受験する
公務員から他の公務員へ転職する方法の二つ目は、「経験者採用枠で受験する」ことです。
国家公務員や、全国の都道府県、政令指定都市などの8割では、社会人経験を受験資格の一つとする「経験者採用枠」があります。
これは、公務員の経歴が前提ではなく一定の社会人経験という枠ですが、もちろん公務員の人も受験することができます。
ただ、一部自治体では「公務員の経歴は経験年数に含めない」ところもあるので、事前にしっかりと確認しましょう。
公務員から転職する時の注意点
公務員から転職する際には、気を付けなければならない注意点が主に3つあります。
事前に把握し、しっかりと対処したうえで転職しましょう。
- 注意点1:将来像を明確にすること
- 注意点2:給与が下がるのを前提にすること
- 注意点3:転職エージェントを複数利用すること
なんとなく「転職したい」だと後で後悔しそうだもんね。
注意点1.将来像を明確にすること
公務員から民間企業に転職する際は、まず「将来像を明確にする」ようにしましょう。
例えば、将来独立して事業を営みたい、IT系のエンジニアとして活躍したい、といった形です。
ただなんとなく転職しても、失敗する可能性が高まってしまいます。
まずはどんなことをやりたいか、将来どうなりたいのかを踏まえて、将来のビジョンをはっきりとさせましょう。
注意点2.給与が下がるのを前提にすること
次に、「給与が下がることを前提に転職活動をする」ようにしましょう。
これまでやってきた仕事に自信があったとしても、転職先が求めるスキルと100%マッチすることはまれです。
そのため、今よりも給与が高いところを条件に探しても内定をもらえる確率は低いでしょう。
始めは給与が下がっても後々挽回できるぐらいの意気込みで探した方が、うまくいくのです。
注意点3.転職エージェントを複数利用すること
公務員からの転職は、「転職エージェントを複数利用する」ことで、うまくいく可能性が高まります。
転職エージェントを利用すると、条件やスキルに合った求人を紹介してくれたり、履歴書添削や模擬面接をしてくれたり、求人先の内部情報を教えてくれたりするので、一人で行うよりも転職成功の確率が上がります。
また、転職エージェントを複数利用すると、非公開案件も含めてたくさんの求人を見ることができ、それぞれの転職エージェントが持つ独自のサポートを受けることもできます。
転職エージェントは登録も無料なので、積極的に活用するようにしましょう。
公務員の転職理由で使える例
面接の際に必ずと言っていいほど聞かれるのが、「転職理由」です。
採用担当者が納得できる、好印象なおすすめの転職理由の例を見てみましょう。
- 転職理由1:自分がどこまで出来るかやってみたい
- 転職理由2:明確な将来像がある
- 転職理由3:色々な経験やキャリアを積みたい
転職理由は基本的に「意欲的」、「前向き」と感じられるものがいいですよ。
転職理由1.自分がどこまで出来るかやってみたい
おすすめの転職理由の一つ目は、「自分がどこまで出来るかやってみたい」です。
公務員とは違って能力や成果によって評価される民間企業では、本人の意欲がとても重要視されます。
そのため、仕事に意欲を感じる転職理由は、採用担当者に好印象を与えることができます。
転職理由2.明確な将来像がある
おすすめの転職理由の二つ目は、「明確な将来像を語る」ことです。
例えば、「確かのスキルを持ったIT系のエンジニアになりたい」、「心配りのできる介護職員になりたい」などです。
やはり意欲が評価され、採用担当者に好印象を与えるでしょう。
転職理由3.色々な経験やキャリアを積みたい
おすすめの転職理由の三つ目は、「色々な経験やキャリアを積みたい」です。
公務員でも異動によって様々な経験やキャリアを積むことはできますが、民間企業の方がもっと多い傾向にあります。
また、民間企業は積み重ねたものは成果に結びつき、結果給与に直結します。
この転職理由もまた意欲があると捉えられ、採用担当者に良い印象を与えてくれることでしょう。
公務員から転職した体験談
次に、実際に公務員から民間企業へ転職した人の体験談を紹介します。
- 働きながら一人で転職活動するのは難しい
- 職歴のアピールの仕方に悩んだ
- 転職エージェントの複数利用で転職を成功させた
転職エージェントの利用は、「希望に合った求人の紹介」だけでなく、「アピールポイントの整理」や「転職時期の調整」といったこともしてくれるんだね。
体験談1.成果がより評価される民間企業へ転職
国家公務員から民間企業に転職した人の体験談です。
仕事をしながらの転職に難しさを感じ転職エージェントを利用し転職に成功したのが、印象的です。
体験談2.自分に合った働き方ができる民間企業へ転職
地方公務員から民間企業に転職した人の体験談です。
転職の動機は人それぞれですが、公務員から民間企業に転職する際は、アピールの仕方に悩むようですね。
やはりサポートしてくれる人がいると、とても助かります。
体験談3.一度目の転職失敗を反省し挽回して転職
親の体調不良をきっかけに地元の民間企業へ転職した人の体験談です。
転職の際にはまず「希望条件」や「やりたいこと」などをきちんと整理する必要がありますが、実際には漠然と探している人も多いようです。
転職エージェントを利用すればあらゆる面でプロから的確なアドバイスを貰えるため、転職を成功させることができますよ。
公務員の転職におすすめの転職サイト
最後に、公務員から民間企業への転職を考えている方におすすめの転職サイト3選を紹介します。
公務員の転職サイト1.doda
出典:doda公式サイト
- 業種・年代ともに求人が豊富な大手転職支援サイト
- 営業・金融・メディカル・エンジニア系に特に強い
- 待ってるだけの「スカウトサービス」あり
dodaは、業種・年代ともに豊富な求人と、担当のサポート範囲の広さやスピード感が強みの転職サイトです。
探し方を選べるのが特徴の一つで、「まずは一人で」という方は求人検索機能を使って、「サポートしてほしい」という方はエージェントサービスを利用して、「時間がない」という方はスカウトサービスを利用して、その人に一番合った求人を見つけることができます。
また、公式サイトのコンテンツも充実しており、転職のポイントから書類作成の方法、応募や面接の仕方まで詳しく解説したページを見ることができます。
そのため、転職が初めての方でも安心です。
dodaのメリット・デメリット
◎メリット | ×デメリット |
・非公開求人の取扱いが豊富 ・スピード感のある対応 ・地方の求人もたくさん |
・担当者に当たりはずれがある ・スカウトメールの質が低い |
dodaの口コミ・評判
電話での応対対応が良かったのとサイト自体分かりやすかったので、また登録して使いたいです。
年齢が上であっても、親身にご対応いただきました。メールも電話も駆使して連絡がいただけますし、試験や面接で必要なことなども事前に教えていただけるので前もって準備して臨めるのが良かったです。
参考:みん評
dodaの基本情報
公開求人数 | 179,000件以上(2024年実績) |
---|---|
非公開求人数 | – |
対応地域 | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公務員の転職サイト2.リクルートエージェント
- 20万件以上の非公開求人
- 各業界に精通したキャリアアドバイザー
- 独自分析の業界・企業情報を提供
リクルートエージェントは、公開求人33万件以上の圧倒的な求人案件保有数を誇る、業界最大手の転職エージェントの一つです。
公開求人数の他に持つ非公開求人の数も豊富で、常時20万件以上を保有しているため、たくさんの求人の中から自分に最も合った案件を見つけることができます。
また、アピールポイントが定まらない、どの企業に転職したらいいか分からない、時間が取れず転職活動ができない、といった悩みも、リクルートエージェントを利用すれば解決してくれます。
リクルートエージェントのメリット・デメリット
◎メリット | ×デメリット |
・求人数が業界最大級 ・非公開求人数も業界トップクラス ・経験豊富なキャリアアドバイザーによる手厚いサポート |
・求人が多すぎて迷ってしまうことも ・サポート期間が3ヶ月 |
リクルートエージェントの口コミ・評判
細かいところまで親身に返信してくれたりする。職務経歴書や面接対策など添削してくれる。求人も圧倒的に多いし、日本のエージェントの中では一番だと思う。
使い方の説明がシンプルなので、説明無くても全然利用出来ます。時期、場所、職種等々、大雑把な条件から仕事を探して、徐々に贅沢していく感じの使い方で自分好みの仕事が探せるので、かなりオススメです。
参考:みん評
リクルートエージェントの基本情報
公開求人数 | 330,000件以上(2024年実績) |
---|---|
非公開求人数 | 270,000件以上(2024年実績) |
対応地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
リクルートエージェント公式サイト:https://www.r-agent.com/
公務員の転職サイト3.ビズリーチ
参照:ビズリーチ公式サイト
- 待っているだけでスカウトが来る
- 年収1,000万円の求人が全体の割以上
- 他にはない希少な求人がある
ビズリーチは、登録しまっているだけで企業からスカウトを受けられる、ハイクラス転職支援サイトです。
ビズリーチの求人は高年収のものが多く、年収1,000万円以上の求人が全体の3割以上、経営幹部や管理職などの求人が見られます。
また、企業と直接コンタクトを取れるため、転職活動を効率的に進めることができます。
ビズリーチのメリット・デメリット
◎メリット | ×デメリット |
・登録だけで企業からスカウトが来る ・他にはないハイクラス求人が豊富 ・履歴書や職務経歴書の非公開も可能 |
・登録時に審査がある ・キャリアによってはスカウトが来ない場合も |
ビズリーチの口コミ・評判
管理職の経験やキャリアを活かせる求人が多く揃っていたので、しっかりと吟味をして選ぶ事が出来ました。
応募から面接、採用までの流れも分かりやすかったですし、スピーディーだったのでとても良い転職活動だった印象です。
実際に会員登録をしてから求人情報をチェックしたところ、かなり多くの情報を見ることができ、かつとても見やすいと感じました。
参考:みん評
ビズリーチの基本情報
公開求人数 | 120,000件以上(2024年実績) |
---|---|
非公開求人数 | 23,000件以上(2024年実績) |
対応地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
ビズリーチ公式サイト:https://www.bizreach.jp/
公務員の転職まとめ
- 公務員が民間企業へ転職するのは難しいは「ウソ」
- 民間企業への転職は「キャリアアップ」の選択肢が広がる
- 職歴のアピールが難しい場合も
- おすすめの業種は「IT業界」、「営業系」、「不動産系」
- 働きながら一人で転職先を探すのは難しい
- 転職エージェントを複数利用するのがポイント
以上、公務員が転職を目指す際のおすすめの業種や転職支援サイトについて解説しました。
公務員からの転職は、難しい面もありますがポイントを押さえれば成功させることができます。
ただ、慣れない転職活動で求人探しや面接時のアピールに不安を感じるのであれば、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントは転職活動にかかる時間や労力を減らしてくれて、自分でも気づかなかった希望やマッチする業種をアドバイスしてくれる、頼もしい存在です。
転職エージェントには複数登録し、よりたくさんの中からまずは気になる求人をピックアップしてみましょう。
コメント